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40代女一人アートの旅 In Paris

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2024年9月、3人の育児中40代女性、休職中に一人で初めてパリに行った備忘録です。 ミュージアムパスを使用して美術館巡りをしました。 旅行準備から実際に行った様子まで。
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40代女一人アートの旅 In Paris ① きっかけと宿と飛行機手配の巻

人生でやりたい100のことそのうちの一つがパリに行ってルーブル美術館に行くことだった。 というのも学生時代は美術史を学び、美術部に入り、美術を愛してきた界隈の端くれだったもので、やはりルーブル美術館は一生のうち一回は訪ねておきたい場所だった。 ただ学生のうちに行きそびれ、有休の取りにくい会社に入り、3人の子供を産み育てるうちに完璧にその機会は失われていった。 突如機会は訪れる。ついに転職することにしたのだ。 なんだか途方もなく疲れてしまい、仕事を辞めたことにより2ヶ

40代女一人アートの旅 In Paris ②フランスインフラの巻

うっかり13区 でも13区!円安にて1ユーロ160円だ。 買ってきたガイドブックが古くて、1ユーロ130円と書いてあったので なんだか泣きたくなった。 でも仕方がない。 今が私のフランスへ行くタイミングなのだ。 160円を甘んじて受けよう。 でも予算内に収めるためには何処かを削るしかない。 人によってそれはまちまちだと思うが、私にとっては宿泊費と食費だ。 ①にも書いたが交通費はケチらずに課金したのだ。 富豪であればオペラ駅の近くやシャンゼリゼ通りのホテルで豪遊す

40代女一人アートの旅 In Paris③ミュージアムパス使えるかな

前の記事 ミュージアムパスを使い倒す今回の旅の目的はできる限りパリの美術館に行くことだ。 そこで役に立ったのがミュージアムパスです!! ミュージアムパスとはこれ一枚でパリのさまざまな美術館に入ることができるパスで有名どころは全て網羅されている。 かつ、優先レーンがあったりするので行列の場合も並ばずに入場できたりする。 ・2日券(48時間)70ユーロ(4ヶ所以上行けば元取れる換算) ・4日券(96時間)90ユーロ(5ヶ所) ・6日券(144時間)110ユーロ(6ヶ所)

40代女一人アートの旅 In Paris④初めてのルーブルはなんてことなかったわ

夢にまでみたルーブル宇多田ヒカルのように「初めてのルーブルはなんてことなかった」 なんて格好いいこと言えない。 行きたくて行きたくて。 岸辺露伴もルーブルに行ってるのに。 私だってルーブルに行きたかった。 日本に来たら大行列になるようなあの作品もこの作品もルーブル美術館にはあるんだから! ルーブル美術館が1日では見切れないことは前情報として知っていたけれど、私はまだその本当を理解できていなかった。 だって私たちの東京国立博物館だって1日で見切れないじゃん? まあ、

40代女一人アートの旅 In Paris ⑤ ルーブル美術館という名のダンジョン

前回の記事 ドゥノン翼からの脱出ルーブル美術館には3つのパートがあり RICHELIEU(リシュリュー翼) SULLY(シュリー翼) DENON(ドゥノン翼) 特にドゥノン翼に有名絵画が集まっている。 私はシュリー翼からドゥノン翼に入ったのだが、あまりにも人が多くげっそりしてしまった。 これでは素晴らしいものも素晴らしく見えなくなると思い、一旦ドゥノン翼から出ることにした。 ニンテンドーDSのガイドにリシュリュー翼へのGOALを入れたのだが、なかなかガイドが分かりづらく

40代女一人アートの旅 In Paris ⑥9月のフランス旅行で役にたったもの・いらんかったもの

前の記事 役に立ったアプリ編ルーブル美術館のことを書くのに飽きてきたので、今回の旅行の準備について振り返ろうと思う。 携帯アプリに関しては以下の4つを使いまくった。この4つがあれば問題ないと思う。無かったら路頭に迷っていたなあ。 Google map Google翻訳 Bonjour RATP Uber Googlemap 道に迷ったらこれ。どのお店に入ろうか、迷ったらこれ。方向音痴には神アプリ。 Google翻訳 現地の人と話すのにも使ったけど、美術館の

40代女一人アートの旅 In Paris⑦いざパリの美術館三昧 オルセー美術館

前回の記事 もちろんルーブル美術館以外にも行った。 まずはオルセー美術館。13区のホテルからはBUSで。今回のホテルはMETRO1駅、BUS1駅、Train1駅、共に駅が近い。 BUSが来たら手を上げてアピールするのだが、右からBUSが来たのでアピールしたら反対車線だった。日本とは逆なの忘れてた…。そばにいたパリジェンヌが教えてくれた。 恥ずかしい! 大学の多いエリアだったため学生が多く、地元民のような気持ちになる。電車よりも人々の生活がすぐ近くに見えて面白い。

40代女一人アートの旅 In Paris⑧ いざパリの美術館三昧 深まるお洒落の謎

前の記事 ルーブル美術館やオルセー美術館は期待どおりだったけれど、予想以上によかったのがコンシェルジュリーとピカソ美術館だった。 マリー・アントワネットに会いにいくサント・シャペルとコンシェルジュリーはMUSEUM PASS使用可、かつ事前予約がネットで0円でできたので日本で予約しておいた。 2つの建物があるシテ島に入ると、いきなり警官の数が増える。銃を携帯しているので緊張感が高まる。観光客が増えるからスリも多いのだろうか。 サント・シャペルに着くが行列ができており、な