学校では教えない英文法 6、同格の不定詞と結果の不定詞
学校では、to不定詞には3つの用法があり、名詞的用法は「〜すること」、形容詞的用法は「〜するべき」、副詞的用法は「〜するために」と習います。
しかし、英文を読んでいると度々出てくる訳し方があります。
We have a plan to renovate our house.
この不定詞は名詞の後にあるので形容詞的用法であるが、同格の不定詞と言って「〜という」と訳します。したがって、
「私たちは家を改修するという計画があります。」
そして、不定詞の前に名詞がないときは副詞的用法になりますが、「〜するために」と訳しておかしい時は「…して〜なる」と訳します。これを結果の不定詞と言います。例えば、
I awoke to find myself in the hospital.
「私は目覚めた、自分を見つけるために、病院で。」では何のことか分かりません。結果の不定詞と考えると、
「私は目覚めて、病院にいる自分を見つけた。」→「私は目覚めると病院にいることに気づいた。」