最もシンプルな承認欲求の満たし方
アダルトチルドレンには承認欲求に悩まされる人が少なくありませんが、今回は承認欲求が強くなる本当の理由とシンプルな承認欲求の満たし方について書いてみたいと思います。
承認欲求に悩む方は大勢いらっしゃいますが、そういう方のお話を伺うと子供の頃に親に褒めてもらったり、認めてもらった経験がとても少ない、もしくは、殆どないことがわかったりします。
そういう人、子供の頃に親に認めてもらえなかった人の承認欲求が強いのは実は当たり前なんですね。
子供を認めてあげるのは親の役目で、それは本来は子供の頃に満たされるべきものだからです。
じゃあ、子供の頃に親に認めてもらえなかった人はどうしたらいいか?そういう人が承認欲求を満たすにはどうしたらいいか?ということですが、
承認欲求というと、自分で自分を認めようって話になりがちで、それも勿論大事なことなのですが、子供の頃に認めてもらえなかった人は人に認めてもらうことも大事なことなんですね。
ただ、相手を間違えてはいけないんです。
世の中には何をやっても認めてくれない人がいるからです。
アダルトチルドレンのように子供の頃に親に認めてもらえなかった人は親のような人、つまり、本当はあなたを認めていない人、もしくは、条件付きでしか認めてくれない人に認めてもらおうと一生懸命頑張っていたりします。
相手を間違えてるんですね。
そういう人にいくら認めてもらっても承認欲求って満たされないんです。
ただ、世の中にはあなたを認めてくれる人が必ずいます。
しかも、一定数いる。
①10人いたら1人か2人はそういう人です。
ちなみに②認めてくれない人も一定数いて、10人のうち2人はそういう人。
③残りの6、7人はあなたがその人達にとって何か役に立つことをした時だけ認めてくれる人。つまり条件付きで認めてくれる人です。
承認欲求を考えた時、大事なのは①の人です。
承認欲求に悩まされている人ほど②や③の人を大事にしていて、承認欲求が満たされている人ほど①の人を見てます。
ですので、②や③の人を大事にすることを一旦やめてみるってことが大事で、その上で①の人を大事にしていくと、自然と承認欲求は満たされていきます。
すると自分でも自分を認めてみようって自然と思えたりするんですね。
その時に自分を認めてあげるってことをしてみると、承認欲求に悩まされることも減っていくと思います。