モリ

心理カウンセラー。YouTube登録者数2万人。生きづらさを感じてる人、アダルトチルドレン、毒親育ちが自分を取り戻す方法を発信しています。本垢はこちら→ https://note.com/morikoufukuron 本垢ではさらに一歩踏み込んだ具体的な話もしています。

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よくわからないけど異常に気になる。異常に腹が立つ理由

よくわからないけど異常に気になる。異常に腹が立つ。 そして、そんな自分をコントロールできない。 こういった異常な反応の多くはトラウマ反応です。 頭でいくら考えても、考え方や捉え方を変えようと努力しても変えられないのは、それが思考の問題ではなくトラウマの問題だからです。 自分にはトラウマなんてないと思っている人もいるかも知れません。 ただ、実はトラウマは誰もが持っています。 今の日本で怖い思いをしないで育つ人はまずいないので、特に幼少期のトラウマに関しては誰にでもあ

    • フレネミーとは?一番の特徴と簡単な見分け方

      友達なのに嫌味を言ってきたり、褒めながらけなしてきたり。 そんな人をフレネミー(友達のふりをした意地悪な人)と言います。 フレネミーの大きな特徴は、あなたの幸せや成功に驚くほど興味がないこと。 彼らは自己価値が低く、相手が自分より上だと感じることを最も嫌うんですね。 だから、その相手がフレネミーなのかどうかはあなたが幸せや成功を手にした時の反応を見ればすぐにわかります。 フレネミーの場合は、そういったことを一緒に喜んではくれなかったり、驚くほど関心を示さなかったり、

      • アダルトチルドレンにアンガーマネジメントが効かない理由

        アンガーマネジメントの本を読んでみたけど全く効果がなかった。 むしろ、もっと苦しくなってしまった。 アダルトチルドレンにはそんな人も多いです。 実はアンガーマネジメントが効かないような、どうにもコントロールできないイライラや怒りには過去のトラウマが関係していることが多いんですね。 この場合、怒りの本当の原因は過去にあって、目の前の出来事はきっかけにすぎないんです。 こういう人に大事なのは怒りのマネジメントではないんですね。 そうではなくて、大事なのはトラウマのケア

        • 「早くしなさい」と言われて育った人が物事を楽しめない本当の理由

          「早くしなさい」と言われて育った人は今も何かを急いでいたりする。 「早くしなさい」って言われ続ける環境だと子供は常に緊張状態になります。 そうやって育った人の交感神経のレベルって大体高いんですね。 それが過緊張です。 そして、それが今も何故か急いでしまう本当の原因だったりします。 過緊張は言ってみれば戦場にいるようなもので「ゆっくりやったら」って言われてもできないんですね。 恐らく、早くしなさいって言っていた親自身、過緊張だったはずです。 過緊張から抜けるとそん

        • よくわからないけど異常に気になる。異常に腹が立つ理由

        • フレネミーとは?一番の特徴と簡単な見分け方

        • アダルトチルドレンにアンガーマネジメントが効かない理由

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          親の愚痴を聞いて育った人も本当は聞きたくなかったはず

          親の愚痴を聞いて育った人も本当は聞きたくなかったはず。 親戚や父親の愚痴など聞きたいわけがない。 だけど、相手は親だし、愚痴を聞いてる時だけは自分を見てくれてるような気がして嫌と言えなかった。 そうやって親が背負うべきものを背負わされた子供は将来心を病みやすくなる。 そもそも、はじまりから間違っていた。 本当は親が子供だったあなたの話に耳を傾けるべきだった。 本当はあなたは寄り添うのではなく、寄り添ってもらうべきだった。 負の感情は親自身が向き合うしかない。

          親の愚痴を聞いて育った人も本当は聞きたくなかったはず

          【共感疲労】子供の頃に親に寄り添い続けてきた人は要注意

          子供の頃に親に共感し寄り添い続けてきた人は共感疲労に悩まされることが多い。 人の苦しみを自分のことのように感じてしまい自分が疲れ切ってしまう。 親の愚痴を聞いて育った人は、人の問題を自分の問題として抱え込んでしまいやすく、共感疲労になりやすい。 こういう人ほど相手を選ぶことが大事。 特にエネルギーバンパイア(人からエネルギーを奪う人)には気を付けたい。 情報も取捨選択した方がいい。 ※共感疲労・・・「他者の苦しみや悲しみに接したとき、感情移入しすぎてしまい、無気力

          【共感疲労】子供の頃に親に寄り添い続けてきた人は要注意

          腰痛に悩まされる人の"思わぬ"共通点

          感情を抑圧してる人は腰痛に悩まされることが多い。 腰痛と感情の抑圧の関係を明らかにした本、「ヒーリング・バックペイン」には以下が腰痛になりやすいタイプだと記載されています: ✓ 家族のために完璧を目指そうとする人 ✓ 自分に厳しい人 ✓ 周りの反応を気にする人 ✓ 妥協できない人 ✓ 何事にも積極的に取り組む人 参考:「サーノ博士のヒーリング・バックペイン:腰痛・肩こりの原因と治療」ジョン・E. サーノ著

          腰痛に悩まされる人の"思わぬ"共通点

          何もしてないのに疲れて動けないのは神経疲労が溜まってるから

          何もしてないのに疲れて動けないのは神経疲労が溜まってるから。 体と一緒で心も無理をすると疲れてしまうんですね。 疲れるようなことをした自覚がないから、自分でも甘えなのかなと思ってしまうけど、そうじゃなくて本当に疲れてる。 ちなみに、神経疲労は蓄積するので、アダルトチルドレンや毒親育ちさんの場合は子供時代から神経疲労を溜め込んできているケースもよくあります。 神経疲労が溜まってる人はとにかく休む、できるだけダラダラした方がいいです。 これは肉体疲労とは別の疲労なので、

          何もしてないのに疲れて動けないのは神経疲労が溜まってるから

          気づけたってすごいことなんですよ

          親にされて嫌だったことをしている自分に気づいた時は愕然とするものです。 だけど、人も哺乳類だから刷り込みってあるんですね。 それは仕方がないことなんです。 ただ、動物はそのまま一生を終えるけど、人は気づくことができる。 気づける人は3人に1人位。 気づけたってすごいことなんですよ。 ※気づける人は3人に1・・・アダルトチルドレンを対象にした調査の結果

          気づけたってすごいことなんですよ

          「察してもらいたい」と思ってしまう本当の理由

          恋人やパートナーに「察してもらいたい」という気持ちは、幼少期に親から得ることができなかった愛情が形を変えたものだったりする。 ただ、この愛情とは、単純に親の愛情があったかどうかではなく、子供だった自分が求めていた愛され方だったかどうかが重要なんですね。 例えば、否定せずに気持ちをわかってほしかったとかね。 その気持ちが消化されないまま残っていると、大人になってから誰かに、特に恋人やパートナーに対して求めたくなるんですね。 子供の頃に得ることができなかった愛情を。 そ

          「察してもらいたい」と思ってしまう本当の理由

          肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする

          肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする。 言い過ぎたかな?余計なこと言ったかな? 相手の正解を探してしまう。 だけど、それは見つからない。 人の正解は十人十色だからです。 あなたにとっての正解でいいんですよ。 それにね、本当はみんなよく間違えてる。 あなたも間違えていい。

          肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする

          恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く

          恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く。 ある有名なカウンセラーがそう指摘されてました。 子供の頃の親との関係ですね。 そこに何らかの問題があるケースが多い。 異性の親との間に意外な問題が見つかることもよくあります。 不思議なことに本当の問題に気づくだけで今の悩みが解決したり、消えていくこともよくあります。 これは恋愛やパートナーの悩みだけではないけど、人間関係で起こる問題の多くは何かに「気づいてね」っていうメッセージなんですね。

          恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く

          機能不全家族ではエネルギーが子から親へと逆流する

          機能不全家族ではエネルギーが逆流する。 親が子供からエネルギーを受け取る。 例えば、子供に愚痴を聞かせる親は、そうすることで子供からエネルギーを吸い取って自分は元気になってる。 アダルトチルドレンに疲れやすい人が多いのは受け取るはずだったエネルギーを逆に与えてきたからです。 30代、40代を過ぎてエネルギーが尽きて動けなくなる人も多いです。 お話をうかがうと本人は何もできないことに罪悪感を感じていたりするのだけど、むしろ、そんなになるまでよく頑張ってきましたねってい

          機能不全家族ではエネルギーが子から親へと逆流する

          嫌なことを頻繁に思い出す人が"やっていない"こと

          怒りを6秒我慢すると怒りは消えて、その代わりにその感情がトラウマになる。 もし、後でしっかりその怒りを出さなければ。 6秒待つのはその場の対処法としてはいい方法です。 ただ、それは怒りを心に仕舞い込んだだけなので後でちゃんと出さないといけないんですね。 嫌なことを頻繁に思い出す人はそれをしてないのかも知れない。 怒りを出す → 紙に書くのもいいし、一人でいる時に口にするのも◎

          嫌なことを頻繁に思い出す人が"やっていない"こと

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから。 かけてもらえなかった言葉を自分にかけるってすごく難しいことです。 だけど、自分を褒めることができない人ほど頑張ってきた人だったりして、褒めてもらえなかった原因は自分にはなかったりする。 自分を褒めるのが苦手でいいと思う。 ただ、時々自分を労ってあげることができたらいいと思うし、自己肯定感を持つという意味ではね、そっちの方が何倍も大事なことです。

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから

          親を許そうというアドバイスは逆効果であることが研究によってわかっている

          アダルトチルドレンは親を許すようにアドバイスされることが多い。 ただ、アダルトチルドレンを対象にした研究ではそれはむしろ逆効果であることがわかっている。 そもそも、なぜ被害を受けた側が被害を与えた側を一方的に許さなければいけないのか? それは親が自分がやったことを心から悔いた時にはじめて考えるべきことだと思う。 「毒になる親」の著者、スーザン・フォワードはそのことについてこう語っている。 「被害者が一方的に加害者を許して責任を免除し、一方、加害者である親は相変わらず

          親を許そうというアドバイスは逆効果であることが研究によってわかっている