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心理カウンセラー。YouTube登録者数2万人。生きづらさを感じてる人、アダルトチルドレン、毒親育ちが自分を取り戻す方法を発信しています。本垢はこちら→ https://note.com/morikoufukuron 本垢ではさらに一歩踏み込んだ具体的な話もしています。

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最近の記事

「察してもらいたい」と思ってしまう本当の理由

恋人やパートナーに「察してもらいたい」という気持ちは、幼少期に親から得ることができなかった愛情が形を変えたものだったりする。 ただ、この愛情とは、単純に親の愛情があったかどうかではなく、子供だった自分が求めていた愛され方だったかどうかが重要なんですね。 例えば、否定せずに気持ちをわかってほしかったとかね。 その気持ちが消化されないまま残っていると、大人になってから誰かに、特に恋人やパートナーに対して求めたくなるんですね。 子供の頃に得ることができなかった愛情を。 そ

    • 肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする

      肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする。 言い過ぎたかな?余計なこと言ったかな? 相手の正解を探してしまう。 だけど、それは見つからない。 人の正解は十人十色だからです。 あなたにとっての正解でいいんですよ。 それにね、本当はみんなよく間違えてる。 あなたも間違えていい。

      • 恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く

        恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く。 ある有名なカウンセラーがそう指摘されてました。 子供の頃の親との関係ですね。 そこに何らかの問題があるケースが多い。 異性の親との間に意外な問題が見つかることもよくあります。 不思議なことに本当の問題に気づくだけで今の悩みが解決したり、消えていくこともよくあります。 これは恋愛やパートナーの悩みだけではないけど、人間関係で起こる問題の多くは何かに「気づいてね」っていうメッセージなんですね。

        • 機能不全家族ではエネルギーが子から親へと逆流する

          機能不全家族ではエネルギーが逆流する。 親が子供からエネルギーを受け取る。 例えば、子供に愚痴を聞かせる親は、そうすることで子供からエネルギーを吸い取って自分は元気になってる。 アダルトチルドレンに疲れやすい人が多いのは受け取るはずだったエネルギーを逆に与えてきたからです。 30代、40代を過ぎてエネルギーが尽きて動けなくなる人も多いです。 お話をうかがうと本人は何もできないことに罪悪感を感じていたりするのだけど、むしろ、そんなになるまでよく頑張ってきましたねってい

        「察してもらいたい」と思ってしまう本当の理由

        • 肯定されなかったり、否定されて育った人はよく一人反省会をする

        • 恋人やパートナーとの問題の原因を探っていくと100%親との関係に辿り着く

        • 機能不全家族ではエネルギーが子から親へと逆流する

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        記事

          嫌なことを頻繁に思い出す人が"やっていない"こと

          怒りを6秒我慢すると怒りは消えて、その代わりにその感情がトラウマになる。 もし、後でしっかりその怒りを出さなければ。 6秒待つのはその場の対処法としてはいい方法です。 ただ、それは怒りを心に仕舞い込んだだけなので後でちゃんと出さないといけないんですね。 嫌なことを頻繁に思い出す人はそれをしてないのかも知れない。 怒りを出す → 紙に書くのもいいし、一人でいる時に口にするのも◎

          嫌なことを頻繁に思い出す人が"やっていない"こと

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから。 かけてもらえなかった言葉を自分にかけるってすごく難しいことです。 だけど、自分を褒めることができない人ほど頑張ってきた人だったりして、褒めてもらえなかった原因は自分にはなかったりする。 自分を褒めるのが苦手でいいと思う。 ただ、時々自分を労ってあげることができたらいいと思うし、自己肯定感を持つという意味ではね、そっちの方が何倍も大事なことです。

          「自分を褒める」に違和感を感じるのは褒めてもらえなかったから

          親を許そうというアドバイスは逆効果であることが研究によってわかっている

          アダルトチルドレンは親を許すようにアドバイスされることが多い。 ただ、アダルトチルドレンを対象にした研究ではそれはむしろ逆効果であることがわかっている。 そもそも、なぜ被害を受けた側が被害を与えた側を一方的に許さなければいけないのか? それは親が自分がやったことを心から悔いた時にはじめて考えるべきことだと思う。 「毒になる親」の著者、スーザン・フォワードはそのことについてこう語っている。 「被害者が一方的に加害者を許して責任を免除し、一方、加害者である親は相変わらず

          親を許そうというアドバイスは逆効果であることが研究によってわかっている

          考えを否定された時、人格まで否定されたと感じるのは実際に人格を否定されてきたから

          考えを否定された時、人格まで否定されたように感じるのは実際に人格を否定されてきたから。 その人の過去を探ると、幼少期によく否定されていたことがわかったりします。 否定されてできた傷が「反応」してるんですね。 だから、思考ではどうにもできないんです。 その傷に気づいて、癒していくことが大事。 ちなみに、否定された記憶がない人もいるけれど、そういう人の場合は親御さんが過干渉だったり、子供の気持ちに無頓着だったりすることがよくあります。 過干渉は強い否定のメッセージにな

          考えを否定された時、人格まで否定されたと感じるのは実際に人格を否定されてきたから

          子供は虐待されても親を嫌いにはならない。むしろ、自分を責める

          子供は虐待されても親を嫌いにはなりません。 むしろ、自分が悪いことをしたからだって自分を責めます。 そして、親は自分のためにそうしたのだと思おうとする。 「それは虐待なんですよ」とお伝えすると驚く方がいます。 「(叩いたりするのは)やりすぎだとは思ってたけど、自分が悪いことをしたからだって思ってました」って話す方もいます。 こういう方の多くは自責思考の人です。 何かあると自分が悪いと思う人。 相手が悪いって思えないから感情を沢山溜めこんでいて心も体もボロボロだっ

          子供は虐待されても親を嫌いにはならない。むしろ、自分を責める

          アダルトチルドレンがパワハラを受けやすい理由

          アダルトチルドレンはパワハラを受けやすい。 どこの職場に行ってもパワハラを受けてしまう人もいる。 こういう人の過去を探っていくと父親が高圧的な人だったり、母親が過干渉で何かある度にダメ出ししていたことがわかったりします。 繰り返してるんですね。 子供の頃と似たような「感情体験」を繰り返してる。 登場人物は(場合によっては状況も)違うんです。 だけど、体験している"感情"は全く一緒だったりするんです。 この不本意な繰り返しの仕組みについては僕の本垢でもこんな記事を

          アダルトチルドレンがパワハラを受けやすい理由

          歪んだ考え方は歪んだ接し方をされてきた結果でもある

          「認知の歪み」というけれど、誰も好き好んで歪んだ考え方を手に入れたわけじゃなくて。 歪んだ考え方は歪んだ接し方をされてきた結果でもあるんですね。 そういう風に捉えたり、考えることは、 まだ子供だった自分がその当時の厳しい環境を生き抜くための手段でもあったと思うんですよ。

          歪んだ考え方は歪んだ接し方をされてきた結果でもある

          隠れ毒親。わかりにくいタイプの毒親さんっているんですよ

          わかりにくいタイプの毒親さんっているんですね。 例えば、子供のためにって何でもやってくれるのだけど、子供の気持ちは一切考えてない親御さん。 この「気持ちを無視される」ということが子供を徐々に苦しめていくのだけど、周りの人も子供自身も、誰も気づけない。 こういう親御さんは毒親どころか、いい親だと思われていたりします。 だけど、30歳とか、40歳を過ぎて体を壊したり、うつになって、やっと気づいたりするんですね。 気持ちを無視されてきたこと。 そして、実はそのことにもの

          隠れ毒親。わかりにくいタイプの毒親さんっているんですよ

          親の愚痴を聞いて育った人は心を病みやすい

          子供は親の愚痴を聞き流すってことができません。 むしろ、「私が助けてあげなきゃ」って思うものです。 だから、子供は親の愚痴を何度でも真剣に聞こうとします。 ただ、そうやって育った人は大人になってから心を病みやすくなります。 愚痴=負のエネルギーをまともに浴び続けてきたからです。 僕が悲しいと思うのは、 そんなになってまで自分を助けようとしてくれた子供に対して、まだ自分の愚痴を聞かせようとする親御さんが多いこと、 そしてそれを当たり前のように思っている親御さんが多

          親の愚痴を聞いて育った人は心を病みやすい

          【毒親】世の中には話が全く通じない人がいる

          毒親さんに多い自分が常に正しいと思っている自己愛タイプの人と話し合いはできない。 彼らは「話し合い=自分への攻撃」と捉えてしまうことが多く、何を言ってもわかってくれない。 むしろ、話し合おうとしたことを根に持たれてしまったりする。 残念だけど、話が通じない人はいる。 そういう人には話が通じない前提でいないといけないんです。

          【毒親】世の中には話が全く通じない人がいる

          アダルトチルドレンからの回復とは喜びを取り戻すこと

          アダルトチルドレンは感情を抑圧してきた人ばかり。 感情なんて感じていたら、とてもやっていられなかったからです。 だけど、嫌な感情をなかったことにしていると、楽しい感情も感じにくくなります。 僕はアダルトチルドレンからの回復とは本当はそこにあるはずだった喜びを取り戻すってことでもあると思っているし、 実際にね、そうなっていきます。

          アダルトチルドレンからの回復とは喜びを取り戻すこと

          言いたくないことは言わなくていい。答えたくないことは答えなくていい

          アダルトチルドレン、毒親育ちさんには子供の頃に「黙秘権」が与えられなかった人がいる。 「聞かれたら答えろ」「理由を言え」って。 だけど、言いたくないことだってあるし、理由なんてないこともあります。 何で辛いんだって言われても、辛いから辛いんです。 そして、それでいいんですね。 答えたくないことは答えなくていいんですよ。

          言いたくないことは言わなくていい。答えたくないことは答えなくていい