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イメージトレーニングで骨がくっつく?!

フィギュアスケートの羽生結弦選手の逸話ですが、
試合のために飛行機で長時間移動時間があり、その時間中ずっとイメージトレーニング(イメトレ)をしているとか。
また、表彰台で歓喜の涙を流しているイメトレをして本当に涙しているとか。

移動時間をイメトレの時間に当てるのは、時間も有効利用できますよね。


ハーバード大学の実験から

Bグループの結果に驚きです

上記のように、ピアノを弾いたことのない人を3つのグループに分けて、それぞれ課題を与えた。

A⇛5日間、毎日2時間ピアノを弾いて練習。
結果…一番上達した。

B⇛5日間、毎日2時間イメトレ
結果…Aグループとほぼ同じ程度まで神経細胞の働きが向上し、その後2時間の練習で、Aグループに追いついた

C⇛5日間、何もしない。
結果…全く上達しなかった。

Bグループの結果に驚きが隠せませんよね。
この結果からもイメトレの有効性がよく分かりますね。



イメトレで骨もくっつく?

骨折した箇所の”骨がくっつくイメトレ”をしていたら回復が早かった…という話を耳にしたことがあります。
(根拠となる資料を探していましたが、探しきれませんでした💦)

「筋力の低下」を調査する実験から

こちらの実験結果を参照すると、イメトレにより筋力低下抑制に効果が出たことが確認できます。

「神経学的因子が及ぼす筋肉への影響」を簡単に図にまとめた

詳細は下記の記事をご覧ください。
スポーツ選手だけではなく、高齢者の方やあまり運動をしない方にも良さそうです。

音声でもイメトレについてこちらの記事を絡めながら話しています。
ぜひお聞きください。

私たちの【脳】はとても優秀です。

『思考は現実化する』と言います。
イメージしたことが脳細胞に作用しているから効果があったのでしょう。



イメトレはメンタル面にもやってください

私がコーチングさせていただいた方に、イメトレはどんな感じでしているかと伺いました。
戦略的、技術的、試合を想定して…イメトレをされている方が多かったですが、メンタル的にイメトレをされている方はいませんでした。
(メンタルのイメトレをやっている人に私が会っていないだけかもしれません)


メンタル的なイメトレとは…

いろんな場面を想定してメンタル面をイメージしてみましょう。
・大事な場面でミスしてしまった
・急に緊張してきた
・マッチポイントまで5点差が開いた
・他の選手よりも遅れを取ってしまった など
このように、自分が窮地に陥っていること、逆に自分が優位にいる場合も。

そんな時、皆さんのメンタルはどんな風に働いていますか?
どんな心情でコートに立っていますか?
いろんな場面、いろんな経過、いろんな結果をイメージすることはとても大事です。

お金も場所も関係なく自分の頭だけでできるメンタルのイメトレ。
ぜひやってみてください。
一人でイメージしづらい場合は、誰かに場面を想定してもらいながら、とかもいいですね!

スポーツを想定して記載していますが、日常でもイメトレは使えます。
仕事でもイメトレでいろんなことを想定してみましょう。


今回ご紹介いたしました実験結果から「イメトレ」は有効的だと少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。

効果を実感できるかどうかは、まずはやってみないとわかりません。
「(勝てるなら)やれることは何でもやる」
この気持ちでぜひチャレンジしてみてください。

メンタルや思考、行動で迷うことがありましたら、お気軽にご相談ください。

お読みいただき、ありがとうございました。


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