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#25「××といえば○○(自分)」という「自分ブランド」を作る 『社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
■これについては誰よりもよく知っているという領域を持つ
ビジネスパーソンとして周囲から頼られる存在になりたいなら、「自分ブランド」を築くことを目指してください。「これについては誰にも負けない。誰よりもよく知っている」という領域を持つのです。
私は新人時代、「コンビニ」を研究するのが好きでした。こんな新商品が出た、こんなシステムが導入された……なんて話をいつもしていたら、周囲の人も「コンビニ関連のニュースでこんなのがあったよ」などと教えてくれるようになり、どんどん情報が集まってくるようになりました。
そこから興味の対象が「流通」全般に広がり、営業活動においても流通業界をターゲットにしぼるように。その結果、流通業界の顧客を多く開拓し、「流通といえば森本」「森本といえば流通」と言われるようになりました。
■人とのつながりが生まれ、人脈が自然に築ける
このように、「他の社員にはない価値」を自分につけておくのは、とても有効だと思います。なぜなら、それがフックとなってさまざまな人とのつながりが生まれ、人脈が自然に築けるからです。入ってくる情報も格段に増えます。
「流通の森本」という呼び声が社内に広がった結果、他部署から「流通業界関連で○○のことが知りたいので教えてほしい」と相談が寄せられたり、流通業界の顧客を紹介されるようになりました。そして、それによって多くの人とのネットワークができ、逆に私がわからないこと、困ったことが生じたとき、彼らに助けを求められるようになったのです。「自分ブランドの構築」は、「社内人脈の構築」というメリットをもたらしてくれるのです。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。
『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。