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#40 友人と飲むときは「もう1人誰か連れてきて!」とリクエスト 『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

part① 絶対に心得ておきたい6ヶ条   # 1 ~ # 8
Part② 基本のスキル・知識を身につける # 9 ~ #19
part③ 求められる人材になる      #20 ~ #31
part④ 人間関係を築く         #32 ~ 
 ←今回はこちら
part⑤ ・・・
part⑥ ・・・

『後悔しない社会人1年目の働き方』

■友人の友人を紹介してもらい社外人脈を築く

将来にわたって自分のビジネスを発展させていくなら、「社外人脈」を築いていくことも大切です。今の仕事でかかわる取引先、提携先企業にとどまらず、いろいろな業界にネットワークを広げていきましょう。

「社外で人脈を築く」というと、面倒でパワーのかかるものという感じがしますが、簡単・気軽にできる方法もあります。私の場合は、友人と食事をしたり飲みに行ったりする約束をする際、「もう1人、私が知らない人を連れてきて」とお願いしていました。そうして友人と、その友人である初対面の人と3人で飲んだり、私も自分の友人を連れていって4人で飲みに行ったりしていたものです。これをくり返すうちに、幅広い業界に知り合いができました。なかには十数年以上続いているご縁もあります。

社外で新たな人脈を築こうとすると、異業種交流会などに参加する手もありますが、「初対面の人と話すのは、緊張して身構えてしまう」「知らない人に話しかけるのは苦手だし、うまく話題を見つけられない」という人も多いかと思います。

その点、友人の友人を紹介してもらう方法であれば、話をする際、相手との間に気心の知れた友人がいるので安心。共通の話題を見つけやすいのです。飲み会というリラックスした場ということもあり、スムーズに打ち解けることができます。

仲良くなってしまえば、後日、その人がかかわる業界のことなどで情報がほしいときなども、気軽に相談することができるのです。

■合コンで「○○業界の人を呼んで」とリクエスト

社外に人脈を作る手段のひとつとして、私は20代のころ、「合コン」にもよく参加していました。一度に複数の人と出会って接点を作れる、恰好のチャンスととらえていたのです。

そして、合コンの企画を仕切る友人には、あらかじめ「○○業界で働いている人を呼んでほしい」リクエスト。自分が興味のある業界の人とつながりを作れるようにしていました。

このほか、社外のサークル活動などに参加してみるのもいいでしょう。私はこれまで、「早朝の読書会」「ジョギングの会」などに参加したことがあります。こうした場でも、いろいろな業界・職種の人と知り合うきっかけがつかめます。

さらに王道の方法でいえば、勉強会やセミナーに参加するのも有効です。ポイントは、どんなテーマのセミナーを選ぶか。「会計」「マーケティング」といった実務ノウハウのセミナーなどは、スキルアップにはもちろん役立ちますが、「人脈を築く」という目的をメインにするなら、「自己啓発」の要素が強いセミナーをおすすめします。成長への意識が高く、ポジティブな参加者が多いからです。

会場では出席者を観察し、「意欲を持って自主的に来ている人」と「会社から指示されて仕方なく来ている人」を見分けましょう。前の席に座っている人、積極的に質問をしている人などが前者のタイプであると判断できます。話しかけて名刺交換を申し出れば、断られることはまずありません。こうした場も活用して、自分にプラスの影響を与えてくれる「出会い」を、自ら作っていきましょう。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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