#60 環境、備品、先輩の指導、「当たり前」に感謝してみよう『後悔しない社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
本日も『心を強くする』のパートです。
■「感謝の気持ち」を持てば、自分がすべきことを迷わない
みなさんは、誰かに対して「感謝」の気持ちを持っていますか。今、自分が置かれている環境を、当たり前のものだと思っていませんか。
自分を日々指導してくれる上司や先輩には、素直に感謝しやすいかと思います。しかしそれ以外にも、当たり前の日常と思い込んでいること、何気なく見過ごしていることにも、感謝すべきことがたくさんあります。
例えば、あなたがビジネスの基礎知識を身につけられたのは、人事部門のスタッフが研修プログラムを用意してくれたから。あなたが使っているメモ帳やペンは、総務部門の人が調達してくれています。PCを使って顧客データの管理が簡単にできるのは、システム部門のスタッフがシステムを組んでくれたおかげです。
あなたが仕事ができているのは、多くの人に支えてもらっているからこそ。それに、お膳立てをしてもらえるのは「当たり前」のことではないのです。それをくれぐれも忘れないようにしてください。
そして、自分が支えられていることを意識できたなら、自分も周囲に還元していくことを目指しましょう。感謝の気持ちを伝えることも大切ですが、それ以上に、自分の働きによって応えていってほしいと思います。「めんどくさい」と思わずに、学んで知識を吸収すること、会社の「顔」「代表」であることを意識してクライアント企業に向き合うこと、それが自分を支えてくれている多くの人への恩返しとなります。
自分は一人で仕事をしているわけではないことを、心に留めておいてください。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。