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#39「○○線沿線住人の会」「○月生まれの会」を企画 『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。
社会人1年目。
「早く一人前にならなくては」
「早く成果を上げてみとめられなくては」
「どのようにがんばればいいのかよくわからない」
と焦りを感じることもあるでしょう。

そんな社会人1年目の皆さんに、成果・成長に結びつく働き方、社会人1年目の今ならではの効力がある働き方、具体的なノウハウをご紹介していきます。あなたの課題の突破口となり、成長の一助となれば幸いです。

part① 絶対に心得ておきたい6ヶ条   # 1 ~ # 8
Part② 基本のスキル・知識を身につける # 9 ~ #19
part③ 求められる人材になる      #20 ~ #31
part④ 人間関係を築く         #32 ~ 
 ←今回はこちら
part⑤ ・・・
part⑥ ・・・

『後悔しない社会人1年目の働き方』

■「自分の存在」を知ってもらうことからはじめましょう

前回(#38)では、社内で「ターゲット」をしぼって人とのつながりを作るコツをご紹介しました。このほかにも、社内人脈を築く方法はいろいろあります。

まずは、社内のさまざまな人に「自分の存在」を知ってもらうことからはじめましょう。社内で開かれている、自由参加型の勉強会やセミナー、サークル活動、有志が集まって行う検討会やプロジェクトなど、他部署の人と接点を持つチャンスを見つけて、積極的に参加してみてください。

また、私の場合は、部署・職種を超えて社員が出会う場を作りたいと考え、自ら会合の開催を企画しました。自分と同じ鉄道路線を使って通勤している社員を集める「○○線沿線住人の会」、また、自分と同じ「〇月生まれの会」「関西地区出身者の会」などを企画。人事部にお願いし、該当者のリストをもらって声をかけたり、社内報で広報してもらいました。

これを機に、普段の仕事では接点がない人たちとも知り合い、自分の立場では本来知り得ない情報も手に入れることができました。

■自分も相手の役に立ちたいという意思を伝える

ただし、一方的に話を聞いて「ありがとうございました。ためになりました」で終わらせてしまっては、「人脈」といえる関係に発展させることはできません。そこで私は、自分も相手の役に立ちたいという意思を伝えるようにしてきました。「そちらで何か課題が持ち上がった際は私に連絡ください。協力します」というように。   

実際、情報システム部門のスタッフから「今度システムを刷新することになったが、現場の課題やニーズを聞かせてほしい」と言われ、応じたこともあります。「ギブアンドテイク」を基本に、社内ネットワークを広げていくことを意識してみてください。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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