#58 マンガや有名人でもOK!「なりたい人物像」をイメージ『後悔しない社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
本日も『心を強くする』のパートです。
■理想とする人物像をイメージする
ビジネスパーソンとして人として成長していきたい。でも、どう成長していけばいいのかよく分からない――そんな人も多いのではないでしょうか。
であれば、自分なりに「ロールモデル」を見つけておくといいでしょう。「将来はこういう人になりたい」という人物を具体的に挙げ、目標として定めるのです。迷ったときなどにその人の考え方や行動を自分の指針とすることで、自分もそれに近づいていけるはずです。
ロールモデルとするのは、会社の上司や先輩であっても構いませんし、メディアで見る著名人でも構いません。小説や映画の登場人物でもいいと思います。もちろん、年月とともにロールモデルが変わっていってもOKです。「こういうビジネスパーソンがかっこいいと思っていたけれど、こういうスタイルも魅力的だな」、そんな意識の変化があれば、ロールモデルを増やしていってもいいでしょう。要は、理想のイメージを追うために、努力できることが大切だと思います。
私は新人のころ、漠然とではありますが、マンガ『課長 島耕作』の主人公に憧れていました。そのビジネスセンスだけでなく、男性からも女性からも信頼され、慕われるキャラクターに「自分もこうありたい」と思ったものです。今の私は、仕事仲間や取引先の方々から「森本さんのためなら」とご協力をいただけることが多く、とても恵まれていると感じます。漠然とでも理想像をイメージしていたことで、いつの間にかそれに近づけたのかもしれません。
みなさんもぜひ、自分が目指したい「理想像」を描いてみてください。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。