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#6 「マラソンの先頭集団」に入社3年以内に入っておく。 とりあえず3年間は「基礎力固め」 それがトップに上る秘訣『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

■フルマラソンの5キロ地点は「入社3年目」

42.195キロのフルマラソンの場合、最初の5キロ~10キロ地点で先頭集団に入っていない人が優勝することは、絶対にないのだそうです。

ビジネスパーソンにとって5キロ地点にあたるのは「入社3年目」であると、私は思っています。「この期間内に先頭集団にいなければ、後々影響力を持つ人物になるのは難しい」―-営業活動で出会った経営者からそう聞いて「なるほど」と思った私は、「3年間は絶対に力を抜くことなくがんばろう」と決意しました。

■確実に基礎力を付ける

では、同期から頭ひとつ抜き出るためにはどうすればいいのか。それは、必ずしも人より高い業績を挙げて一目置かれることではありません。新人の業績なんて、たまたまの運に左右されることも多いのですから。

それよりも、確実に基礎力を付けることを意識しましょう。たとえば、自分の仕事に関連のある資格の勉強をしたり、経営やマーケティングの基礎を学ぶセミナーを受講したり、ビジネス書を買って読んだり。早い段階で基本的な理論を学んでおくと、実際に仕事をしながら検証し、自分のものにしていけます。

やっていない人と比べると、3年後、5年後には大きな差が開きます。給与をもらったら、遊んだり貯金するだけでなく、自分の成長につながる投資に使いましょう。

ほんの10分…をどう使うか

また、私は時間をムダにしないことを心がけました。たとえば、顧客とのアポイントの合い間にできた空き時間に「カフェでちょっと休憩」ということはせず、別の顧客への電話営業に時間を使いました。ほんの10分、30分、1時間……をどう使うか。新人時代は特に大きな意味を持っていると思います。

もりちからのメッセージ

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。


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