#27 社内の「オピニオンリーダー」を探し出して仲良くなる 『社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
■「オピニオンリーダー」を探してみる
入社して間もないうちは所属部署になじむのに精いっぱいでしょうが、慣れてきたら視野を広げ、社内を観察してみましょう。どんな部門があり、どんな職種の人たちがどのように役割分担をしているのかを探ってみてください。
そして、おすすめしたいのが「オピニオンリーダー」「キーパーソン」といえる人物を探してみることです。肩書きの有無やレベルにかかわらず、存在感を発揮している人物。社内で影響力を持っていそうな人物です。いろいろな情報を持っていて、自分に対しても何かしらの影響を与えてもらえると期待できます。
仲良くなっておいて、困ったときや悩んだときに意見を聞いたり、会うと有益な人を紹介してもらったりと、「サポーター」的存在になってもらえば、きっと心強いでしょう。
■他部署の同期とのつながりや、社内報もスルーせずに
私はそういう人物に出会うために、他部署の同期とつながりを作り、その部署の会議や飲み会などに参加させてもらっていました。
また、ストレートに自分の上司や先輩に聞いてみてもいいでしょう。長く在籍している女性社員も、頼りになる情報源です。社内報もスルーせずにちゃんと読んで、「登場人物」をチェック。他部署の取り組みや業績についての記事が紹介されていたら、「これについてくわしく話を聞かせてください!」なんてアプローチがしやすくなります。
キーパーソンを見つけたら、お茶やランチに誘ってみるのもいいでしょう。「勉強させてください」とぐいぐい迫っていけるのは新人の特権。今のうちの特権を活用し、強い人脈を作っておきましょう。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。