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#49 会社や上司の方針に疑問を抱いたときは 『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
本日も『壁を乗り越える』のパートです。

part① 絶対に心得ておきたい6ヶ条   # 1 ~ # 8
Part② 基本のスキル・知識を身につける # 9 ~ #19
part③ 求められる人材になる      #20 ~ #31
part④ 人間関係を築く         #32 ~ #43 
 
part⑤ 壁を乗り越える         #44 ~ 
part⑥ ・・・

『後悔しない社会人1年目の働き方』

■まずは反発しないで、いったん受け入れてみる

会社や上司が決めた方針に納得できない、有効だとは思えない……そんな葛藤を抱くことは、新人に限らず多々あることです。疑問を抱いたとしても、いちサラリーマンとしては従わざるを得ないのが現実ですよね。

そんなときは、あえて反発せず、いったん受け入れてみましょう。会社や上司は、あなたの何倍もの経験を経て、それをもとに判断を下しています。非合理的に思えても、大枠で見ると長期的なメリットにつながるなど、何らかの意義が含まれていたりするものです。

私自身、会社が決めた営業戦略に最初は疑問を抱いたものの、いざ実行してみるといい成果につながった、という経験が何度かありました。

会社組織というのは、ときにシビアな要求もします。私の会社ではある日、残業時間短縮のため「夜○時にはシステムをダウンさせる」という通達がありました。しかし、業績目標数字は元のまま。「無茶なこと言うなぁ」とみんなが愚痴をこぼしました。しかし、制限時間が設けられたことで、それまでに業務を終わらせるよう各自が工夫し、結果的には生産性アップにつながったのです。

一見シビアに思える施策であっても、実現を目指して努力や工夫をすることで、会社にメリットをもたらすだけでなく、自分自身の成長につながることもあります。とりあえずは受け入れて、乗っかってみてください。

まずは言われるとおりにやってみて、「やはり意味がない」「やはり間違っている」と確信したら、そのときに意見や提案を発すればいいのです。最初から否定していたのでは、自身が新たな発見をするチャンスを逃してしまうかもしれません。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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