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#38 社内資料で「会いたい人」を探す『社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!

■「社内人脈」を作ることはとても大切

「社内人脈」を作ることはとても大切です。
クライアントの課題解決にあたって自分の知識やノウハウが不足しているとき、「宿題」を出されたときなど、一から自分で取り組んでいては手間も時間もかかってしまいます。もちろん、自力で行うことは自己成長にもつながりますが、単に効率が悪いだけになってしまうことも。知識やノウハウを持つ人をすばやく探し出し、助けてもらったほうが、早期解決につながります。

私の場合は、課題を抱えたとき、社内の内線番号表を見て「この部署に資料やデータがありそうだ」「この分野はこの人がくわしそうだ」などと当たりをつけ、相談に行っていました。外れることもありますが、「自分はわからないけれど、彼なら情報を持っているかも」などと他部署の人を紹介してもらうこともできます。

■社内報などをチェック、遠慮せずに会いに行く

日頃から「このテーマを相談するならこの人」という情報を集めておけば、さらに効率的。紙やウェブで配信される社内報などがあれば、流し読みで終わらせず、どんな部署・どんな人がどんな仕事をしているのかチェックしておきましょう。

そして、優れた業績を挙げている人、社内外にいい影響を与えている人を見つけたら、遠慮せずに会いに行ってしまいましょう。「このプロジェクトのお話を聞かせてください」などとアプローチしてみてください。ただ、突然だと相手も戸惑うかもしれません。自分の部署の上司や先輩にその人の同期や知り合いがいれば、あるいはその人の部署に自分の同期がいれば、「引き合わせてください」「あの人を飲みに誘って、私も同席させてください」などとお願いしてみるといいでしょう。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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