#32 会話のきっかけ作りは、万人ウケするジャンルがいい 『社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
■万人ウケするジャンルで「小ネタ」を持っておく
会社の同僚、あるいは社外の取引先などとは、良好な人間関係を築きたいものですよね。人間関係を作り上げるには「この人ともっと話したい」「この人にまた会いたい」と思ってもらえることが大切です。
私も、顧客や外部のビジネスパートナーから「森本さんとの会話はとても楽しい。また話をしたい」と思ってもらえるような雑談をすることを心がけてきました。誰もが多少なりとも興味を持つテーマについて「小ネタ」を仕込んでおくのです。
たとえば、私は先にも触れたとおり「コンビニ」にくわしいので、「過去、コンビニではクリスマスケーキが1日に最高何個売れたと思いますか?」といった話題を振ったりしていました。また、私は「健康」、とくに「睡眠」に関する知識にも自信があります。「休日は何をされているんですか?」「だいたい寝てます」なんて、普通ならそこで会話が途切れるような場面でも、布団や枕などの寝具の選び方、心地よい入眠・目覚めのコツなど「睡眠の質を高める方法」の雑談につなげられます。睡眠に対しては、誰もが何らかの悩みや課題を持っているので、興味深く聞いてもらえることが多いのです。
■また会いたい人と思ってもらう
そうして「この人はおもしろいことを知ってるな」「いいことを聞いた。役に立った」と思われれば、「また会いたい人リスト」に名前を加えてもらえるというわけです。食事や飲みに誘われることも増えるかもしれません。
みなさんも、多くの人に共通するテーマについて、人があまり知らない知識や情報を仕入れてみてはいかがでしょうか。自分自身も興味が持てるテーマを選べば、調べる作業も苦になりませんし、頭にも入ってきやすいものです。
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これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。