
【御殿山モノガタリ 15th story】御殿山モルック大会+体験会
あらゆる属性の人が集う御殿山を継承すべく、地域・住民・学校・企業が結びつく場として新たなストーリーを紡いでいくプロジェクト『御殿山モノガタリ』。12月14日(土)には15th storyとして、御殿山小学校にて「御殿山モルック大会+体験会」を開催。
青空の下で全9チームが参加したモルック大会、そして小学生・一般と2部制で行われた初心者向けのモルック体験会。スペシャルゲストの登場など大会・体験会の様子をレポートでお届けします。
人気急上昇中!フィンランドのスポーツ「モルック」

フィンランド生まれのスポーツとして、近年は日本でも注目されているモルック。木製の棒(モルック)を投げ、倒したスキットルの本数や得点を足してピッタリ50点を目指すというルールで、シンプルな動作のため、老若男女が楽しめるスポーツとして注目されています。

初心者も参加できるモルック体験会では、元日本代表であり、ユニバーサルモルック協会の会長・山口さんがモルックの公式ルールを解説してくれるところからスタート。投げ方や点数の数え方は下記の通りです。
<モルックの基本ルール>
1.モルック棒を下投げしてスキットル(木製のピン)を倒す
※投げた際、投げる位置を示すモルッカーリに触れたり、踏み越えないように。
2.数字が書かれたスキットルが1本だけ倒れた場合はスキットルに書かれた点数が得点となり、2本以上スキットルが倒れた場合は倒れた本数が得点になる。
※スキットルが重なったり、側面が完全に地面に触れていないものはカウントなし。スキットルは倒れた場所で起こすのがルール。
3.スキットルが1本も倒れない場合は0点
※1チームが3回連続でミスショットファール(=0点)となった場合は、その時点で失格となる

ルール解説の後、参加した子供たちがグループに分かれて練習を開始。実際にモルック棒を投げて感覚をつかんでいきます。慣れてくると「11点を狙ってみようか!」と少しずつレベルアップ。「惜しい!」「狙いはバッチリ!」「いいね!」「すごい!」など声を掛け合いながら、実践形式でゲームを進めていきました。
晴天に恵まれたモルック大会

校庭では、モルック経験者による全9チームの参加でモルック大会が開催。公式ルールに沿って、6m✕10mのコートで行われ、セルフジャッジでスコアボードに点数を記入していきます。マイモルックを持参される方もいて、予選から真剣な表情で実力を発揮してくれました。
真剣に戦いつつもお互いの健闘を称え合うなど、和気藹々と楽しむ姿が見られるのも、モルックならではの光景です。
エキシビジョンマッチはスペシャルゲストが登場!

予選の1試合目の終了後は、人気お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんと、同じモルックチームのメンバーであるカナイさんによるスペシャル企画「エキシビションマッチ」を実施。
森田さん・カナイさんチームの参加メンバーを、体験会に参加した子供たちから抽選で選出することに……!
また対戦相手も大会参加チームから抽選で選びます。
森田さん・カナイさんと対戦するチームは「ハロウバナナ」の皆さん。
予選1試合目1位の実力を誇る強者チームです。50点ゲーム1本勝負というエキシビジョンマッチ、どちらが勝つのでしょうか。

初球からスキットル全倒しと絶好調のハロウバナナですが、子供たちも負けていません。森田さん、カナイさんのアドバイスを受けながら、点数を上げていきます。

キャプテンの森田さんも奮闘しましたが、まさかのミス発生など、予想外の流れに歓声が沸き起こる場面も。

ドキドキのエキシビジョンマッチは、ハロウバナナの勝利となりました。
全員参加のじゃんけん大会で大盛り上がり!
エキシビションマッチの後は、参加者全員でじゃんけん大会を実施しました。森田さん、カナイさんとじゃんけんを続け、最後の一人が勝者となります。

なんと、エキシビションマッチに参加してくれたお子様も勝ち残り、最後は3名で決戦に!
熱戦の結果見事優勝を勝ち取った方には、森田さん・カナイさんのサイン入りモルック棒がプレゼントされました。
森田さん、カナイさんと一緒にモルック体験
写真撮影の後は森田さん、カナイさんが子供たちと一緒に再びモルックを楽しむ時間!

子供たちは会話を楽しみながらモルックに挑戦し、後半には大人たちも加わって楽しみました。
白熱のファイナルマッチと一般の体験会も
午後は体験会(一般の部)と、モルック大会の予選の続きおよび決勝戦の開催です。

体験会では、午前の部と同じ流れでルール説明から投げ方、得点の数え方などを講師の山口さんが説明。参加者も実際に投げてゲームを楽しみました。

そして校庭のモルック大会の様子です。
予選の結果、ハロウバナナとモルモルの2チームが同率1位となり決勝へ進出。
実はこの2チーム、本日の予選第1試合から接戦を繰り広げていました!

決勝でも、両チームが追いつき追い越せの大接戦となり、他の参加者たちからは「エグい!」「すごい!」「惜しい!」「おー!」と歓声が飛び交う場面も。全集中の中、まずはモルモルチームが1ゲームを先取。
お互いに50点を目指し、どの角度で狙うか、スキットルの倒す位置を計算しながら戦いを進めるという緊張感の漂う展開の中、モルモルチームが優勝を果たしました!

表彰式では、優勝チームにトロフィーが渡されるとともに、
森田さん、カナイさんのサイン入りモルックが贈られ、会場からは温かい拍手が送られました。

今回のモルック大会に参加いただいたチームは下記の通り。たくさんのご参加、ありがとうございました!
<参加チーム名>※五十音順
しんばし
ちきともとも
Team ZO
チーム畑
チーム花の家
チーム林
ハロウバナナ
港ドルフィンズ
モルモル
次回は「きみだけの手づりスピーカーを作ろう」を開催!
次回の『御殿山モノガタリ16th story』開催は、2025年1月11日(土)。
御殿山トラストシティの東京マリオットホテル内のスタジオにて開催予定です。
小学校1〜3年生とその保護者の方を対象とした無料イベントです!