オリンピック選手の原石 (前編)THE KAY HIGHLAND NASU
次回へ続く…
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さてここからは水泳のお話です。
水泳界では、とても有名な平井伯昌先生。
北島康介や萩野公介をはじめ、内田美希、宮本靖子、地田麻未、大橋悠依などの指導に当たった先生です。
今回はこちらの本に書かれていた平井伯昌先生と北島康介さんの昔話を記載させて頂きます。
平井先生が東京スイミングセンターで指導するようになった1996年9月、中学2年生の北島康介さんと出会ったようです。
平井先生から見た北島康介さんの第一印象は「メチャクチャ身体の硬い子がいるな。」だったそうです😂
しかし、北島康介さんは水に入ると、硬いはずの身体が水と一体化して変身したようです。
そして、北島康介さんはとても物静かな子だったようです。
中学生ぐらいだと普通なら話しかけると反応があるはずでしたが、北島康介さんはほとんど反応しなかったそうです😅
身体の硬さ、その大人しさから、この中学生が世界記録を破るようになるとは誰も想像はしなかったようです。
では、彼の何が平井先生の目を引いたのか?
それは
目に宿る可能性でした。
そんな薄い印象でしたが、当時からひとつだけ際立っていたものがあったようです。
それは、、、
「目つきの鋭さ」でした。
大切な練習のとき、そして試合後、肝心なところでの目つきは中学生の頃から鋭かったようです。
「私は康介の"目"にかけた。」と、記載されていました。
そこで平井先生は北島康介さんにオリンピックを目指すことを北島康介さんに伝えようと決心します。
平井先生は、北島康介さんに「2004年のオリンピック目指すから」と伝えました。
しかし、本人の反応は、またしてもなかったようです😅
そこですかさず、「オリンピック行きたいか?」と訊いたら、
「そりゃ行けるものなら、行きたいです」という言葉が出たようです。
「じゃあ、オリンピックを目指そう」という冗談のような話し合いがオリンピックへのスタートだったようです😂
目は口ほどに物を言うとは言いますが、
眼光の強さ。迷いが出ると眼光が弱くなる。と、平井先生は言います。
確かに
「誰々の目がいい」というコーチとの会話が
あるぐらいです。
最後までご覧頂き、ありがとうございます😊