
クロール|ダブルアームというドリルの意味|キャッチ→プッシュパート
水泳には
「ダブルアーム」というドリルがあります。
バタ足をしながら、
もしくはプルブイをつけて
両手で水を押すドリルです。
うつ伏せでおこなったり
仰向けでおこなったりします。
ドリルの目的はコーチによって
色々あるかもしれませんが、
私は「水を壊さないように押す練習」だと
認識しています。
「どうやったらより水を壊さず
後ろまで押すことができるの?」
と、質問されることが多いので、
今回はとってもシンプルなコツをお伝えします。
それは、
広い場所でキャッチして
狭い場所でプッシュする
です。


たったこれだけで、
水の捉え方が変わると思います。
ダブルアームをしたあとに、
クロールに切り替えますが、
その「広い場所」から「狭い場所」への
軌道をそのままクロールに繋げると
効果的です。
え、そんな外側で水をかいたら
変な泳ぎになるんじゃない??
…と、思われますよね??
では、
ちょっと確認してみましょう。
こちらのイラスト、
半分は、広い場所でキャッチ
半分は、狭い場所でプッシュのイラストです。

これでは、
なんかクロールっぽくないですよね…
しかし、
ここにローリングをいれると…

はい、いかがでしょう?
更に、背面から見ると…

どうでしょう?
クロールになりましたよね?😊
このことを踏まえて
ダブルアームに取り組んだ方が
ドリルの効果は何倍にもなります。
ドリル一つ一つには、
深い深い意味ややる理由があって
それを理解しながら
取り組んでいくことは
とても大切なことだと私は考えています。
ぜひ、参考にされて下さい。
なお、
アウトスイープ→キャッチパートはこちら・・・
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