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クロール|水をどこで捕まるかわかる“ハンドチェンジ練習法”

水をつかむ感覚を覚えるために
手のひらの形を変えるドリルを
私は「ハンドチェンジ」と言ったりしています。

今回は、
そんな「ハンドチェンジ」について
ご紹介です。

このドリルは
クロールを泳ぐとき、
手の形を変えます。


①グーでクロール

一つ目は、
手をグーにしてクロールを泳ぐ
「フィストスイム」というドリル⬇︎

⬆︎こちらのドリルの目的は、
⬇︎手首〜前腕で水をつかむ練習です。

⬆︎この部分で水をつかむと
自然と背中(広背筋)に力がはいるため、
身体で水が押せるようになります。

野球でいう
素振りのような練習ですね。


②小指から3本でクロール

お次は・・・
⬇︎小指から3本です。

このドリルの名前はまだありませんが、
この手の形だと
キャッチで水がつかみやすくなります。

テンポを上げたりするときには
この指側で水をつかむと
効率があがります。


③親指から3本でクロール

そして3つ目が
⬇︎親指から3本です。

⬆︎この手の形は、
手が攣りそうになりますが、
何となくで大丈夫です。

親指から3本だと、
プッシュがひっかけやすくなります。

ストロークを伸ばしたいときや、
キックメインの泳ぎをしたいとき、
レース後半速度が落ちてきたときは
プッシュの出番ですので、
そのときの水をつかむ場所を
これで、覚えましょう。


④まとめ

以上3つの
手の形を変えるだけで、
苦手な箇所の補強や、
水をつかむ感覚が
わかりやすくなります。

実際、
「親指から3本の方が泳ぎやすい!」

「小指から3本の方が泳ぎやすい![
となりますが、
それも大きなヒントになります。

「泳ぎにくい方の指3本」が
普段水がつかめていない
ということの証明(伸び代)
なので是非、そちら側の練習を
されてみて下さい。

オススメの練習方法は、
25m 片手ハンドチェンジクロールです。

片手だけ手の形を変えて、
しっかりと水をつかみ、
12.5m(プール真ん中)あたりで、
通常クロールに変えます。

すると、
手の形を変えていた手の方が
いつもより水の引っかかりが良くなります。

水をつかむという感覚は
言葉では伝えにくいので、
このようなドリルを活用して、
プルテクニックの感覚を
研ぎ澄ませてみて下さいね☺️

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