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朝からパフォーマンスを上げるための4つの秘訣!朝一のレースは深部体温が鍵を握る!!

まもなく、
12/22(日)
関東支部マスターズフェスティバル(in 町田)
ですね。

チームとらふぐメンバーは
リレーに参加、
私は役員として
「折り返し監察員」の仕事を
担当させて頂きます。

参加者皆さんに
大会を楽しんで頂くため、
精一杯、働きます!(笑)


そこで、今回は
大会朝一のレースや
午前中のレースで身体を動かすための
コツをご紹介させて頂きます。

午前中は調子が上がらず、
午後になると体が良く動く…
という方もいらっしゃるでしょう。

筋力や筋肉は、
体温に大きく影響を受けます。

体温が低い場合に比べて、
体温が高い場合には
大きな力を発揮することができます。

運動前に
ウォーミングアップを行う理由の一つは
この「体温(筋肉の温度)をあげる」ためです。

私たちの体温は、
常に一定ではなく
24時間の中で常に変動しています。

これを概日(がいじつ)リズムと呼び、
睡眠中や起床時は低く、
昼頃から徐々に上昇し、
午後2〜4時には最高体温になります。

更に、
朝は血圧も低く、
交感神経の働きも不十分です。

そのことから
午前中は身体が動きが悪いのは
人間にとって当然のことなのです。

では、
朝一や午前中に練習やレースがある場合は
どう対処すれば良いのでしょうか?


一つ目は、
「朝に熱いシャワーを浴びる」
です。

これはなんとなくわかりやすいですね!


そして二つ目は、
意外と知られていませんが
「朝ごはんを食べる」
です。

食事をとると
体は熱を産生します。

同時に交感神経が活発になり、
スイッチが入ります。

午前中に練習がある場合、
1分でも多く眠り朝食を食べずに
練習へ…

朝一にレースがある場合、
気持ち悪くなりそうだからと
一切食事をせずにレースへ…

などの習慣は、
体温を上げるという点からも
あまりオススメできません。

特にこの寒い時期は
一日中深部体温が上がらず
血流が悪くなってしまいます。
(血流が悪くなると足も攣りやすくなる…)


で、三つ目です。

「それだったら
早起きすれば午前中に体温が上昇するのでは?」
と、いう質問もよく頂きますが、
残念ながら、
試合の当日のみ早起きをしても
早朝から体温があがることは期待できません。

これは
体温の概日リズム
厳格にコントロールされているため、
簡単には変化しないことが理由です。

なので、
習慣的に早起きをして
早朝から活動する生活を継続することで
体温は徐々に午前中から
上がるようになってきます。


そして、四つ目は…

起床時に日光を浴びることです。

これは、
とても効果があります。

体温の概日リズムは
「視交叉上核(しこうさじょうかく)」と
呼ばれる脳の一部で調整されており、
これは目の奥側にあります。

そのため、
目から入った光が
視交叉上核に伝わり、
体内時計をリセットしてくれるわけです。

早起き&朝日を浴びる習慣
は、午前中から優れたパフォーマンスを
発揮する秘訣です。

夜になかなかなか寝られない方や
寝つきが悪い方にも
オススメの方法です。




以上、
朝レースや朝練での
4つの対策でした。

多くの研究から、
深部体温と
筋肉のパフォーマンスは一致している
ことが証明されています。


私は現役時代、
朝練習や朝レースのときは、
必ず朝風呂で体温をあげていました。

合宿の時も、
遠征の時も、
夜はもちろん、
朝もみんなより早く起きて
“朝風呂”に入っていたので
多くの仲間たちから
“しずかちゃん(お風呂好き)”と
呼ばれていました(笑)

でも!今なら言えます!

「しずかちゃん戦法は正しかった!」
….とw

ぜひ、
朝が苦手な方はお試し下さい!



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