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鬼練107th練習メニュー&参加者アンケート公開

2025年最初の鬼練は
「年末年始で失われたものを取り戻せ!」
と、いう内容でした(笑)


失われたものを取り戻せ!
横浜国際プール 短水路 水深2.5m

合計距離: 2250 m

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W-up, 100 x 4, 5'00", Ch

Tech, 25 x 2, 1'30", 2本だけ楽しくダイブ

Tech, 25 x 4, 1'30", Pair board

Kick, 30"Hard⇔30"rest×4set

Dive, 25 x 2, 1'00", 12.5mヘッドアップキック+12.5m ヘッドアップでハード

 Loosen, 50 x 1, 5'00"

Swim, 200 x 2, 5'00", Ba+Fr+Br+Fr by25m|Smooth|w:pd

Kick, 100 x 2, 3'00", u-w-change swim|※参考動画あり

Pull, 100 x 2, 3'00", Pull Hard

 Loosen, 50 x 1, 5'00"

Skill, 25 x 6, 0'30", 12.5m Pair+12.5m Eazy(Pair  A:Kick⇔B: Snail s-c)

Skill, 25 x 5 x 2, 0'40", Fr Floating 20m Sprint

Skill, 25 x 4, 1'00", 15m Sprint Kick|※正しく力む

 Loosen, 50 x 1, 5'00"

Dive, 25 x 2, 3'00", Fly or Br|Hard

Dive, 50 x 1, 6'00", Fr|K&S Rery by1t

Down, 100 x 1, 3'00", Ch
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実際の練習風景はこちら💁


参加者アンケートはこちら

今年初鬼練で、なんと初の100%とても満足いただきました!ありがとうございます!!
気温が低くなり、多くの方が体調が不安定な中、これは素晴らしい!
かなりバラけましたね!「かなり疲れた」方は、体力を失ってしまっていたのかも!?
今回は、全身隅々まで、適切な刺激を与えたため、11種類もの練習に取り組みました。いつもは5〜6種類ほど。



参加者からの感想はこちら…

◆チームとらふぐメンバー神崎さん
お正月明けで、お腹周りに刺激がかなりきました。
基本フォーム(ストリームライン腹圧を入れた状態)があまり上手く作れなかったので、現状把握は掴めました。
フローティングスタートは、キツイので絶対1人だとできないので、レッスンで引き続きやりたい。
キック力上げていきたい。ブログでもあげていた緩めて、伸ばすを意識して早く進める様になりたい。

先程の参考動画でも、頑張りが伝わってきましたが、心肺機能にも良い刺激が入りましたね!良い睡眠は心を安定させますが、そのための指数として、一日の中での「最大脈拍数」と、睡眠時の「最低脈拍数」の差が大きくなれば、睡眠時のストレス緩和が増加するそうです。なので、アンダーウォーターチェンジスイムは、良かったと思います(笑)尚、キックは「ダイナミックさ」よりと、「シャープさ」が大切ですが、シャープにする前にまずやることは、「抜いて伸ばす」です!見た目はそんなに力入れてないのに進む…そんなキックを目指したいですね!次のレッスンでそれをお見せしますので、楽しみにされて下さいね♪

◆チームとらふぐメンバー細田さん
プルスプリントの脇をしめない、脇の下に紙風船を挟むイメージはとても分かりやすかったです。
u-w change swimは浮き上がりだけでなく、ただキックをするだけよりも、心肺機能向上にもいいんではないかなぁ〜とやりながら感じました。
のんびりだったので、いい刺激をもらえました。腕周りが弱っていたので、ちまちま練習で戻していきます。

紙風船理論は、ハンマー投げの室伏さんからの情報です。それをちょっと水泳風にアレンジしました。力の入れ方は紙風船を潰さないように力を入れる。今回は脇を絞めない練習で活用しました。365日24時間水泳のことを考えているので、まだまだ手札は有り余っています。次回も楽しみにされて下さい。

◆F木さん
浮き上がりのタイミングを掴む練習の仕方(まだ掴めてません。普段は何となくやってます)を教えて頂きました。これは続けなければと思いました。→深いプールだと背中で水面を感じられなくていつも失敗するのでタイミングを合わせる練習が必要なことがわかったこと。

ひとつひとつ感じながら(考えながら)泳ぐ→→先生のお言葉→→『泳ぎは全部繋がってます!』は分かっていたはずなのに改めて気づかされました。サークルに追われてついFRに逃げる傾向があるのでレースがない時には色々と満遍なく泳ごうと思いました。

レースの最後で粘るために必要なことは何でしょうか?もちろんメンタル的には、気合いも根性も必要になりますが、フィジカル的には「筋肉同士が助け合えるか?」です。水を掻くにもメインとなる筋肉があり、サブとなる筋肉もあります。メインの筋肉が力尽きたときに、何とかサブがそれを支えようとします。そのサブの支えが「粘り」になるんですね。で、そのサブを鍛えるには…そうです、四泳法ですね。だから昔から四泳法練習してる人は、とにかく粘り強いんです。コンメの選手とはフリーでも後半競りたくない(笑)メインの優秀なコーチを優秀なサブコーチがサポート、最強のレッスンができそうですよね!
尚、F木さんなら、ドルフィン3〜4回でクロールに繋ぐのが理想だと思います。ドルフィンは大振りにせず、痙攣のように細かく1.5秒以内に3〜4回ですね。(私は1秒以内に3回意識してます。)マスターズの方が間違えがちな浮き上がりのコツについては、近いうちにブログに書きますね!

◆チームメンバー野中さん
Ba-Fr-Br-Fr、u-w change swim、自分の弱い所がよく分かりました。
全てにおいて劣っているので練習あるのみです‼︎

これはマスターズの皆さんにお伝えしていることですが、どんな練習会でもレースでも、終わった後に良かったところ3つ、改善したいところ1つ、答えてもらっています。良いところは少し練習すれば更に伸びます!で、良くない苦手なところは、とにかく時間がかかります。そして、他と差をつける簡単な方法として「何に時間をかけるか?」があります。皆さんは、家事やお仕事で存分に水泳に時間が費やせないと思います。さて、一体何に時間を使ったらベストでしょう?長所は伸ばして、短所は隠すお手伝い…しますよw時間に余裕ができた時に、その時こそ一緒に難しい課題に取り組みましょうね!

◆K瀬さん
パドルを使ったスイムでは、思ったよりも腕が回せて良かった。
水面を叩いたりもしていたが、概ね細かいキックが打てていたと思う。
ハードでの持久力が無く、すぐバテてしまうので、その力をつけたい。

パドルスイムよくなってましたね!手首の余分な力が抜けた証拠かもしれませんね!キックの持久力はさておき、プルの持久力はまずまずだった思います。高回転であそこまでスピードを維持できたわけですからね。年始でこれなら、今年は上がる一方ですね!!

◆チームメンバー筋肉隊長
空気抜き腹圧キックをすると腰が反らなかった。ダイブでも空気抜き、活かせたと思う。
ひとかきひとけり後の最初のキックでから蹴りしなかった!
浮き上がりでいつも差をつけられているのでu-w-change-swimで練習していきたい!

飛び込み時の、「吸い込み癖」と「目をつぶる癖」は、努力と結果の費用対効果が良いので、ぜひ直したい課題ですね!腕の持久力をもう一歩鍛えてあげれば、平泳ぎ以外もレースで結果が出せると思います!

Y田さん
飛び込みからのヘッドアップキック
uw changeswim
空気抜き腹圧キック
が特に発見がありました。
浮き上がりまで考える余裕がなく、
なんとなく泳ぎ始めていたので、
水面を意識できる有意義な練習になりました。また、腹圧を入れるとキックがしっかり入る感覚が養えました。
100mやハードになると体力不足を如実に感じるため、後半に抜けてしまわないよう体力をつけることが課題です。また、疲れてくると腕が回らなくなるため、通常から回転を速くするのが課題です。

そうですね!飛び込み少し浅い気がしました!今回は水深2.5mなので、深く潜る飛び込みをされても良かったですね!飛び込みの上達の一つ目の鍵は「深く潜ること」だったりします。Y田さんが使っていたピンクのフィンガーパドルは、高回転パドルスイムでパワーをつけるには最適ですが、持久力をつけるにはストロークメーカーの一番小さいやつぐらいで練習されることがオススメです!目的別パドル選びについては、ブログ最後にオススメブログを載せておきますね!K瀬さんなんかも、この辺のコツでパドルの使い方が上手になりました!

◆C代さん
森先生の浮き上がりのお手本を見れたのが良かったです!
しかし、やる前に、先に、見たかったです!!
ボディポジションは高い方がいいと聞きます。
肺の中の空気ですが、満パンの方が浮いて高くなると思っていましたが、今回のキックの音からすると、満パン程の空気は必要ないと思っていいですか?

C代さん、毎回ですが今回も良い質問をされてますね!今回、水中キックで「半分息を吐いて」ってやったのは、腹圧をかけるためと、低酸素状態を作りたいというのが、理由の一つでした。本来なら「全部吐く」でやるのですが、流石に危険を伴うので、まずは半分でチャレンジしてみた…という感じです。
実際にレースで泳いでいる時の息継ぎで「どのくらい息を吸うのが良いか?」というのは、どこの文献や研究結果を探しても定説はありません。
しかし、レースのときのスピードの中で、息が吸えるのは大体0.5〜0.8秒くらいなので、肺の大体1/2〜1/3程度が換気できれば、良しとするのが妥当かと思います。
マスターズの方は、みていると息継ぎに時間をかけてしまい、その瞬間テンポが下がる人が、割と多く見受けられます。なので、思い切り息を吸いすぎて、息継ぎが長くなってしまう人には、今回のような練習は効果的かもしれませんね!
…で、次回は先にお見本やりますね!

◆T井さん
200mのブレ、バックのpull、100mハードpullで、かいても進まず、かなり体力的にも、技術的にも落ちてるなーと感じたこと。
メインの20mハードは、最後まで割と落ちずにダッシュできた。
腹圧を半分にしてキックすると、本当に力の入り方が変わって、腹筋から足に集中して力が加わって進んでいくのが体感できた。
水中ジャンプでは、体が沈まず苦戦した。前はできてたことが出来なくなって、歳を感じた。忘れないように、繰り返してやることが大事だと感じた。

年末年始で失われたものがハッキリしましたね!そういうものって、必要なときに「あれ?無い!?」と、ならないと気付きませんから(笑)良いタイミングだったと思います。でも大丈夫です!今回だけは、無くしても失ってもいません。きっとどこかの引き出しにでも入っていて、どの引き出しにしまったのか忘れてしまっている状態です。その引き出しに鍵がかかってしまう前に見つけましょう!


※参考ブログはこちら

以上になります!

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