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飛び込みでゴーグルが取れないように選手達がやっているコツ

飛び込みでゴーグルが外れる原因の多くは
飛び込み方にあります。

しかし、
その飛び込み方に
全く問題がなかったとしても
ゴーグルが取れてしまうことがあります。

そこで
今回は競泳選手達が
「レース直前」にやっている
ゴーグルが取れないようにするコツを
お伝えさせて頂きます。

①キャップを2つかぶる

その名の通り、
キャップを2枚被るのですが、
かぶる順番があります。

かぶる順番は
メッシュキャップ→ゴーグル→シリコンキャップ
の順です。

シリコンキャップで
ゴーグルのゴムを押さえつけられるので、
ゴーグルが取れづらくなるというわけですね。

しかし、
この「キャップを2つかぶる」には
注意があります。


②キャップ2つかぶるときの注意点

ただし、
この方法はセットした後に
ゴーグルをずらしてしまうと、
ゴーグルのベルトがゆるんだ状態で
シリコンキャップが押さえつけてしまい
余計ゴーグルが取れやすくなります。

私も
20年ぶりにレース復帰した
昨年の世界マスターズのときに
第一招集場→第二招集場→第三招集場
のように想像以上に
レース前の時間が長かったため
このミスをしてしまい
ゴーグルが取れてしまいました。

その時の
「水中家庭教師のるいコーチ」が
撮影してくれたレースの映像はこちら。

対策としては、
キャップをセットした後に
ゴーグルを外すときには
シリコンキャップの両脇を少し折り曲げたり
浮かしたりして、
ゴーグルのベルトを戻してあげましょう。


③ゴーグルをつけるときに変顔をする

これはレース前に
選手がよくやる光景ですが
ゴーグルをつけるときに顔を伸ばします。

顔を伸ばし、眉毛をあげて、
鼻の下を伸ばします。

その状態でゴーグルをつけて、
顔をもとに戻すと、
ゴーグルの上下が顔の皮で挟まれます。

これで
飛び込みでゴーグルが多少ずれても、
目の周囲の皮で押さえてくれます。

招集場で
一人で変顔するのは
恥ずかしいかもしれませんが(笑)
ゴーグルの安定感は増しますので
ぜひお試しください。


④ゴーグルのベルトの角度

ゴーグルのベルトの角度は
過去のこちらの動画をご覧下さい!

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