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簡単!アボカドの草木染め

アボガドの草木染めをするときのコツを
まとめてみました。


ちなみに
以前、アボカド4個使ったのに大失敗した経験があります。
そこで、成功させるポイントも記録します。

[用意する物]
・アボガドの皮と種…1個
・重曹…小さじ1
・みょうばん


準備ポイント


・皮や種の果肉をしっかりとる。
皮や種に赤の色素があるようなので、ほかの色素を入れないためにも果肉は、しっかりとります。

・皮と種を少し放置して酸化させる。
前回の失敗は、皮と種をすぐに冷凍保存してしまったこと。皮と種を30分ほど放置させると酸化して赤みを帯びてきます。



染液を作る

準備が終わったら、早速煮出していきます。
ここで重曹を小さじ1ほど入れます。
1時間ほど煮出したら、一晩おきました。

赤ワインのような、深い赤色の染色液ができました。



絹と綿に染める

綿は染まりにくいので、普段は染まりやすくするために豆汁処理をするのですが
すっかり忘れてしまっていたので、
柿渋でタンニンの色素を綿の生地に入れました。

タンニンとは… ポリフェノールの一種でプロアントシアニジンとも呼ばれ、タンニンを入れることで着色しやすくなります。しかし、茶色っぽくなるので、少し注意が必要です。
柿渋がない場合は、コーヒーや紅茶などでもタンニンの色素を入れられます。

みょうばんで先媒染を20分ほどして、水洗いしてから染色しました。

重曹を入れたので、pH値も確認します。
※絹はアルカリ性に弱いため、注意が必要です。


30分ほど浸して
染色終了。
しっかり洗って乾かしました。



まとめ

靴下と糸は絹
布は綿です。


絹は赤茶に綿は柿渋でタンニンを入れたのが功を奏したのか、茶はなく赤みの強い色に染まりました。

染色液が赤ワインのように濃かったのですが、染まり具合は割と薄かったです。
ただ、前回のアボガド4個より1個でも充分染まったので、ポイントポイントを押さえておけば、とても簡単に染め物が楽しめます。

アボカドの皮と種を捨てる前に草木染めを是非楽しんでみて下さいね!

次回は絹も柿渋でタンニンを入れてから、染色してみようと思います。



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