前から2列目がいいんです
こんにちは、森本です😄教育に関わるお仕事をしながら、2人の男の子の子育てを頑張っています。
昨晩、妻が小1の長男の支援依頼書を書いていて「なるほどー!」と思う話を聞いたので、今日はそのことを書いてみようと思います。
「発達障害がある長男が学校で集中しやすくなるためにはどうすれば良いか」という問いに対しての回答が面白かったです。
情報が多すぎても、少なすぎてもダメ
何度かnoteに書いていますが、我が家の長男は2歳半の頃に発達障害の診断を受けています。
最近になって、日常生活の中でいくつかその傾向が出てきています。例えば、テレビを見ている時に音量をものすごく大きな音にしたがります。
どうやら聴覚が過敏らしく、色んな音が同時にたくさん聞こえてしまうので集中したい音を大きくしないと聞こえないらしいのです。
一方で視覚はどうかというと、これもたくさんのものが同時に見えてしまうと集中できないことがあったりするようです。
情報が多く入りすぎてしまう環境に対応するのに難しいということですね。
僕自身がなかなか長男の感覚と同じように考えることが難しく、理解しようと思っても寄り添えない自分がいます。このあたりは課題だなぁ、、、と思っています。
で、例えば学校生活を考えたときの具体的な対策としては、座っている正面から文字で入ってくる情報を減らすことができるといいようです。黒板(ホワイトボード)の周りに貼ってある標語などです。
じゃあ、目や耳からの情報を減らしてしまえばいいかというとそう簡単なことでもないようなんですね。
前から2列目が一番いいらしい
学校での席の場所の話です。妻が長男の発達相談をしている方から「前から2列目がいいですよ」とアドバイスを聞いたようです。
理由は明快で、クラスの中で座っている席が後ろすぎると、目から入ってくる情報が多くなりすぎて集中が切れやすくなるからです。
かといって、一番前の席だと前に先生しかいないので自分で見て聞いて判断しないといけないことが増えます。これはこれで「お手本がない」状態になるので難易度が高いようです。
こういった特性を考えて長男にとって、情報が多すぎず少なすぎない一番いい場所が「前から2列目」なんですね。
2列目であれば、先生からの指示に対して動いている前や隣の子を見て学ぶことができます。
「与えられる情報量を適正にするにはどういう環境を与えてあげれば良いか」というクイズみたいです。
、、、
こうやって考えてみると、どんな子でも伸びる環境は作ることができて、関わる大人次第なんだなぁとあらためて感じます。
家庭ではどんな工夫ができるだろう🤔
考えてみたいと思います。では、また!
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