発酵の熱から、「生きている感触」を思い出す
熱は、生きている感触がします。
温かい食べものを口に含むと、ホッとする。
湯ぶねに浸かると、心が洗われるような気持ちになる。
生きモノの体温に触れると、ひとりじゃないと安心できる。
生きていることは、すなわち熱を発して、感じ取ることです。
そんな当たり前ことを、おがくず酵素風呂の中に入りながら、ふと思い出しました。
おがくず酵素風呂は、ヒノキのおがくずの中に酵素の発酵原液と米糠を混ぜる事により、酵母菌の働きにより発生する「発酵の熱」で温まる自然療法です。
「発酵の熱」とは、微生物が有機物を分解するときに、自然発生する熱のこと。その温度は70℃近くになる。
自然の熱の中にいると、身体の芯からホカホカしてきてきました。人工的ではない、生きた熱を感じます。
ふと、ふだんの生活の中で、温かいと感じるものは「ガス」や「電気」など、人工的に作られていることが多いことに気が付きました。
人工物の中に埋もれて、食べ物も加工食品ばかり摂り…いかに自分が、生き物として不自然な形で生活しているんだと思い知りました。
千葉県「断食道場はぎのさと」での、4泊5日断食体験
わたしが体験したおがくず酵素風呂は、千葉県君津市のマザー牧場近くの静かな山奥ににある「断食道場はぎのさと」にあります。
館長・あゆみ先生と、スタッフのみなさんにご指導いただき、断食とおがくず酵素風呂に毎日入る生活を送ります。身体の中にたまったものをデトックスできる4泊5日間です。
また身体から抜くだけではなく、先生に栄養指導をしていただき、「何が足りていないのか」も教えてもらえます。
わたしは鉄やミネラル、タンパク質が足りないとのことで、早めに断食を切り上げることになりました。
無理に断食を続けるのではなく、身体の状態に合わせて提案していただけたのは、ありがたかったです。
自分と向き合う、内省の時間
食事をとらないと、その分の時間が増えます。「今日は何を食べよっか?」と考える必要がなくなります。食べものの消化に使う、胃腸のエネルギーも節約できます。
断食道場はぎのさとでの4泊5日間は、普段の生活であれやこれやと考えてしまう自分と、いったん距離を置く余裕が生まれました。
その結果、「自分と向き合う、内省の時間」をもつことができました。
「生きる意味とか考えたって、けっきょく生まれて死んでいくまでの期間をすごしてるだけだし。生きるって、たったそれだけのシンプルなことなんだ」という、内省をしてました。
日常を見つめ直したい人へおすすめ
朝早く起きて、君津の山奥を散歩するのも、ふだんの自分を見つめ直す時間になりました。早朝の新鮮な空気を吸いながらお散歩するのは、気持ちがリセットされます。
散歩をする時間を持つことって、じつは贅沢ですよね。
「あ、生きてるんだ」って思い出すことができた、4泊5日間の体験でした。
断食道場はぎのさとでは、自社商品である酵素ドリンク・優光泉を飲みながら無理なく断食を体験できます。栄養指導もして頂けるので、帰ってからも健康的な生活をしようという意識も持てました。
自分へのご褒美に、ぜひ4泊5日の断食体験はおすすめです。
断食道場はぎのさと
〒292-1155 千葉県君津市鹿野山763
ご予約はホームページから:https://danjikidojo.jp/
【Special Thanks】
株式会社エリカ健康道場(https://www.erika-kouso.com/)
写真撮影:ヒロタケンジ(piroken1980)