1/144プロトタイプリックドムⅡをつくってみた
…ってドムフュンフじゃないんですかこれ。ドムトローペンのキットが発売した当初嬉しくて2個買いし、1つを通常カラー、もう一つをサンドカラーとして完成させていて、サンドカラーをアップデートさせて掲載したので、もう一体キットが残っており、お手軽改造でサンドカラーをつくるつもりだったのですが…、0083第一話でガトーが搭乗しようとした、異常にカッコいい謎のドムってどうなのよ、あれって確か、ガトー機かと思いきや、デラーズ機で、ドムフュンフらしいよ…と変遷していき、フュンフって名前も素敵!と思って検索したら、えっ、これリックドムⅡのプロトタイプなの、てかロボット魂で立体化されているし、画稿まであるじゃん、てこれ、ドムトローペンのトローペン(=防塵フィルター)をとっただけなの…、でもなんかこんな"やべー色"で、自分的には、あの第一話の絵と違って"変なドムトローペンもどき"にしか見えんぞ…。
センチネル魂とは
自分は放送当時のZガンダムをすっごく期待して待っていました。コミックボンボンにリックディアスの指のトリモチとかの設定が掲載され、すごく期待していました。しかしいざ放送が開始されると、こんなはずでは…という思いが強くなっていき、その後のガンダムZZの放送が開始されると、大批判していたのでした。
そんなとき、センチネルはそんなZガンダムとガンダムZZを"再解釈"という手段を使って全肯定していったのです。気に入らないなら、「文句を言うのではなく自分なりに何とかするのが大人」ということを学んだのです。
カラーリング
パッと見て、自分の今までのパターンでは勝てない色の組み合わせだなぁ…でも「カラーパターンはリスペクトして、色味で何とかしてみよう」←これは模型作りにおいて自分に課しているテーマなので、最大限色味を考えました。
本体色は明度を上げたいところだけれど、シャア専用みたいになるし、ロンメルドワッジになるのもなし、だったら明度の低い本体色にして、その分赤を蛍光色とし、紫のラインの明度を高めて明度の低い本体色の差色としたらどうか…と考えてこのようにしてみました。
デカールもがんばって
高級士官に特別機が与えられる、しかしその特別機はハイチューン機というより、戦意高揚などの心理的効果を狙った感じで試作機もあてられる、というジオン軍の特徴(マ・クベのギャンみたいな)を備えた存在と解釈し、デカールは派手にできる、と考え、暗いカラーリングの機体を"盛り上げる"ようにしました。
自分としては"デラーズは、頭頂部がさみしいばかりでなく、ファッションコーデのセンスがないおじさん"を、自分なりに救えていたらいいなぁ、と思います。
ワンカットだけ出てきたこの機体、カッコいい!って思ってくれるといいなぁ
プロトタイプリックドムツヴァイ、御存じの方にはもちろんなのですが、私が0083を観たときに「カッコいい!」と思ったように、初見の方がこのドムカッコいい!なにこれ!ってなるように見えてくれたらいいなぁ、と思いますし、またどなたかのカッコいい!って思えるドムフュンフが見てみたいなぁ、と思っています(^^)