映画感想:(r)adius ラディウス
今回の作品
今回の話題は、
映画感想:(r)adius ラディウス
感想
カナダで制作された
時間がで93分の本作品。
短めでさっくり見れます。
前から知っていたのですが、
なかなか見れる機会がなく、
今回、初めてみました。
まず、序盤のはいりが、
事故のシーンから。
その時点で凄く不穏。
そして、主人公が
行く先々で、
そして次のシーンでは、
死体と何度も遭遇し、
ますます不穏。
なぜ死体とでくわしたかも
根本の理由は
描かれませんが、
ハートウェルに起因して
被害が起きているのかは
絵で説明されておりました。
また、ジェーンと共に
居ることで中和をされてることも。
この言葉で説明をせず、
絵で魅せるのは上手いなあと
感じました。
説明台詞で表現する昨今ですが、
こういった構図で説明するのは、
凄く知性を感じます。
序盤からハートウェルは、
優しさを魅せますが
これがフックとなっております。
本作品では
一緒に居る、
移動するということが
非常に重要になっており、
ハートウェルがジェーン
から離されてるシーンは、
単純に距離が離された
だけでも緊張感が一気に
高まっていきます。
そして、ちゃんと悲劇も。
解決法がわかっているだけに
周囲が認識していなかったが、
被害を防げなかったというのが
余計に悲劇的。
また、そこから捻りが、
そう展開するかと
マジかと唸りました。
推察になりますが、
彼の能力は、
彼自身の心理にある
最大限の欲望を
実現している
のだと思います。
逆に、
ジェーンは
抑えようという能力が、
具現化したもの
なんだろうなと思います。
クライマックスの行動も
彼自身の贖罪なのかなとも
思います。