アルゼンチンVSフランス 輝ける伝説VS台頭する新世代
まずは3位決定戦から
クロアチアvsモロッコ
2-1
クロアチアの先制点・追加点どれもエグイコースですね。
あんなシュートを打たれたらキーパーは泣くしかかない。
それほどに厳しいコースのシュートでした。
それにしても前回2位とはいえクロアチアとモロッコの2チームは今大会を象徴するチームだったと思います。クロアチアはブラジル・日本に勝利し、
モロッコはスペイン・ポルトガルに勝利した2チーム。ここまで辿り着いくべき、さらには優勝する可能性すらあるチームだったのではと思います。
そして決勝戦
アルゼンチンVSフランス
3-3(4-2)
まさに死闘。そして、二人の選手が己の力を見せる戦いとなりました。
まずは、前半戦。
アルゼンチンはクロアチア戦からフォーメーションを変えてこの試合に臨んできました。同じようにフランスもフォーメーションを変更してアルゼンチンを迎え撃ちます。
最初は完全にアルゼンチンがフランスから流れを奪っておりました。
メッシ選手を中心に戦いPKを奪取し、先制点を得ました。
また、その後もアルゼンチンが勢い・流れを保持し追加点を奪いました。
前半戦、アルゼンチンがここまでフランスから流れを奪えたのは、当然メッシ選手の存在もありましたが、やはりディマリア選手がスタメンで出ていたというのも
アクセントになっていたことが大きいなとおもいます。メッシ選手が居てそこに集中していたら、横からディマリア選手が襲い掛かるというのは、非常に相手としてはやり辛い。
このままフランスをシュート0本に抑え2-0で前半戦を終了しました。
後半戦
後半戦始まってもフランスはアルゼンチンを捕まえきれません。
そんな状態のまま試合を進んでいくのですが、ここで大きな動きがアルゼンチンにありました。ディマリア選手の交代です。
ディマリア選手が交代が、今までアルゼンチンに持っていた流れが徐々にフランスに手繰り寄せていく構図になっていきます。
後半35分にPKでエムバペ選手がゴールを決め、後半42分にまたもエムバペ選手がゴールを奪い、フランスが同点に追いあげます。
フランスから意地を感じます。そして、同時にエムバペ選手のすさまじさを感じます。同点のゴールシーンは体の使い方が柔らかい。そして、その状態でシュートを放っても強く撃てるのが流石だと唸らせます。
ここで同点に追いつかれるというのはアルゼンチンにとってはメンタルが非常に追い込まれる状況にありましたが、なんとかフランスの勢いを乗り切り後半戦は2-2の同点で終え、延長戦に入っていきます。
延長戦
アルゼンチンはなんとかリセットして延長に臨みます。
そして、またも得点したのはメッシ選手。
このゴール、メッシ選手にしては泥臭いゴールで、でも非常に気持ちがこもったゴールだと思います。ここでアルゼンチンが勝ち越すのですが、また、フランスが終わらない。攻め込んでまたもPKを獲得。
そして、またキッカーとしてゴール前にたったのはエムバペ選手。
そして、再現とばかりにゴールを決めます。このメンタル凄いですよね。
自分だったら失敗しているような気がします。
このエムバペ選手のゴールでフランスがまたも同点に追いつきます。
そして、このままPK戦に流れ込みます。
PK戦
もうここまでくると凄まじい状態。
メンタルの消費は激しいものになるのではないでしょうか。
また、その最初のキッカーをメッシ選手、エムバペ選手共に務め、そして、決める。重圧がかかる場面であのメンタルの図太さは凄いと思います。
結果として、4-2となりアルゼンチンが勝利しました。
総括
今回の大会はアルゼンチンの優勝で幕を閉じました。
結果としてメッシ選手の大会となった感じですね。
それは、他の栄光は手中に収めてきたわけですが、唯一手が届かなかった悲願のタイトルでしたので、喜びも凄いものではないでしょうか。また、ワールドカップでタイトルを獲得したのがバルセロナ時代ではなく、年齢を重ねたパリサンジェルマン時代というのも何か感じるものがあります。