マガジンのカバー画像

映像作品感想文集

77
感想集になります
運営しているクリエイター

記事一覧

映画感想:大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

今回の紹介作品 今回の話題は、 映画感想:大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 昭和ガメラ第3作目である 「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」 でございます。 これまでの第1作目のガメラと 2作目のガメラ対バルゴンに続く作品で、 昭和ガメラのフォーマットを 決めた作品だと思います。 しかし、本作の舞台を見ていると 結構セットがつくりこまれているところをみると 映画がカルチャーの中心だった時代の 作品なんだと思います。 ギャオスですが、 ギャオスというキャラクターの 前に鳥型

映画感想:ボルテスV レガシー

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ボルテスV レガシー 鑑賞してきましたボステスVレガシー。 前々から鑑賞したいと考えていたのですが、 タイミングが合わずやっと鑑賞できました。 元々フィリピンで放送されていた TVシリーズを再編集したものと なっております。 感想としては、 原作の愛に まみれてました。 オリジナルの作品の 演出を再現しており、 実写になるとこうなるんだと 感じておりました。 操縦シーンにおいては、 当時は計器類アナログでございましたが、 本作では

映画感想:ゴジラVSデストロイア

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ゴジラVSデストロイア オープニングは、 バーニングゴジラが香港を襲撃したこところから始まります。 ゴジラVSデストロイアが公開された当時、 中国に香港が返還された時期でして、 その話題が反映されたものでしょう。 それにしても前作にあたるゴジラVSスペースゴジラで、 ある種の平和を手に入れた人類とゴジラでしたが、 バース島の異変で、その均衡が大きく崩れました。 バーニングゴジラのデザインは、署激的。 それまで、ヒーローがパワーアップ

映画感想:大怪獣グラガイン

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:大怪獣グラガイン 今回は 大怪獣グラガインでございます。 本作品はyoutbeで予告を 2024/11/01時点でしたら amazonプライムで鑑賞することができます。 時間が17分となっている本作品。 シンプルに怪獣映画を 撮影したかったという心情が 伝わってくる作品でした。 怪獣映画であれば、 必要となってくる大人たち、 一般人・学者・政治家・軍隊。 そういったものをそぎ落とし、 残った大学生というポジションで、 お話を形

映画感想:ゴジラVSスペースゴジラ

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ゴジラVSスペースゴジラ 今回は 「ゴジラVSスペースゴジラ」に ついて書いてきたいと思います。 本作品は、 他の平成ゴジラシリーズと 比較しても異質で そのためにファンの間でも 賛否両論な作品でございます。 自分は何度も見返すくらい 好きなんですけどね。 この前作がメカゴジラとの 対決だった訳ですが、 その上はないやろと思ったところに 次がスペースゴジラ。 これを見ていたころは、 こどもだった訳ですが、 そうきたかと思っていまし

映画感想:機動警察パトレイバー the Movie

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:機動警察パトレイバー the Movie 今回の話題は、 機動警察パトレイバー the Movieを いま、リバイバル上映をしているので、 見てまいりました。 本作品ですが、 過去に何度もみておりまして、 とても好きな映画でございます。 まず、本作品は1989年に 公開された映画な訳ですが、 その時代にOSやコンピュータウイルスなどの 今でいうIT用語が全編通して登場する 映画となっております。 もうその時点で、 この映画の凄さを

映画感想:ヨウガン(原題:Miami Magma)

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ヨウガン(原題:Miami Magma) 今回はヨウガン(原題:Miami Magma)に ついて感想を書いていきたいとおもいます。 内容としてはボルケーノや ダンデスピークの系統で 街にマグマといった形では ボルケーノがより近い作品でございます。 こちらにポスターが 表示されておりますが、 こんなシーンございません。 ということは 今回紹介する 作品は予算は メジャー映画と 比較すると 大きな額の映画では ございません。 B

映画感想:ゴジラVSメカゴジラ

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ゴジラVSメカゴジラ 今回は 「ゴジラVSメカゴジラ」に ついて書いてきたいと 思います。 本作品は、 初っ端のタイトルが表示され、 伊福部さんがつくられた重低音と メカゴジラのシーンが 建造されていく描写は 非常にインタラスティングな シーンでございます。 今回の メカゴジラは メカキングギドラの 未来科学を応用し、 そこに過去の対ゴジラ兵器の 技術を転用し建造されております。 スーパーⅡXのファイヤーミラーを意識した兵器、 プ

映画感想:カミノフデ ~怪獣たちのいる島~

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:カミノフデ ~怪獣たちのいる島~ 感想 カミノフデを鑑賞しました。 この前段で、 温泉シャークをみておりましたが、 温泉シャークにはサメや特撮に 愛を感じました。 本作も非常に特撮への 愛を感じる作品でした。 まず、 主役の鈴木梨央さん、 演技が良かったなあ。 最初のちょっと荒れているところから 考え方が変わっていく部分が 表情・声色から 伝わってきました。 特撮経験者枠で、 何人か登場されましたが、 釈さんがマンホール好きな設定

映画感想: 温泉防衛バスダイバー

今回の作品 今回の話題は、 映画感想: 温泉防衛バスダイバー 感想 基本的なノリは、 温泉シャークと同じ。 ただ、初期作品のため、 どこか初々しさがございます。 それでもこのクオリティは、 低予算ながらなか高いと感じております。 執事役も、 コワすぎの工藤ディレクター、 温泉シャークとこうした 繋がりがあるんですね。 まあ、コワすぎでも 怪獣になってましたものね。 温泉シャークでもそうでしたが、 市長が表立って活躍する というのは日本映画だと珍しい。 見返すとインディ

映画感想: 温泉シャーク

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:温泉シャーク 感想 まず、最初に触れることとして、 前提がこの映画には必要かなと。 それは何かと言うと、 サメ映画といえばB級映画とか 呼ばれておりますが、 B級映画にもランクが あると思います。 例えば、 それこそハリウッド大作ではないですが、 シャークネードみたいな品質あります。 で、フランケンジョーズみたいな 品質もございます。 で、温泉シャークについては、 どちらかというとフランケンジョーズに 近いテイストではございます。

映画感想:あぶない刑事

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:あぶない刑事 感想 以前に「帰ってきたあぶない刑事」の 感想を書いてきましたが、 今回はシリーズ1作目にあたる あぶない刑事の感想を 書いてきたいと思います。 まず、 最初の感想としては あぶない刑事の一作目が 公開された1987年の 空気が凄くパッケージ されていることを 改めて強く感じます。 今だったらオミットされている 表現がところどころに 組み込まれているところに 時代を感じました。 そして、 やっぱりタカ&ユージの 二人

映画感想:自転車に乗って/On the Ride

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:自転車に乗って/On the Ride 感想 今回の鑑賞作品は、自転車に乗って/On the Rideです。 人は時間をかけていくことで 終焉へと繋がっていくものですが、 本作ではその周りの人物の ことを描いております。 主人公のパートナーが 病で倒れ、その心臓を 移植でドナーが受け継ぐ という点がありました。 そしてドナーの人は、 移植された心臓の 鼓動を主人公に聴かせ、 彼を勇気づけます。 短編の物語ではございますが、 生

映画感想:ゴジラVSモスラ

今回の作品 今回の話題は、 映画感想:ゴジラVSモスラ 今回は 「ゴジラVSモスラ」に ついて書いてきたいと 思います。 まずは、 舞台設定。 こちらも前作の ゴジラVSキングギドラ同様に ゴジラ(84)から地続きの設定です。 登場人物について。主要の3人。 トレジャーハンターの藤戸 拓也。 演じるのは別所哲也さん。 ハムの人とCMでの印象が強いですが、 やっぱり若い。 藤戸の元妻・手塚 雅子。 演じるのは小林 聡美さん。 昔、目にしていた時は、 日常の生活にいるお