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『手帳』がパツパツな時

今回は『手帳』シリーズ第3段です。
(第1段・2段は、文末にリンク載せてあります。覗いてみてね。)

私は毎年、バレットジャーナルスタイルを参考に、自作手帳を作っています。
『二十四節気のリズム』で、手書き手帳を作っています。
毎年、真夏の大暑の頃から、来年の自作手帳をどうしていこうか練り直すのが恒例となっています。

今年は、そんな私の感想をnoteにも綴っておくことにしました。
『手帳』について思いを馳せるシリーズとなっております。
自作手帳に興味のある方、文房具好きの方の参考になれば嬉しいです。
( ^ω^ )




愛用ノート

シリーズ第3回目ということで、
ここらで私の愛用おすすめノートを載せておこうと思い立ちました!

私の愛用ノートはこちら
『大人キャンパスシリーズ』

↑の中の『方眼・A5・80枚』さんです!!

勝手にホームページのスクショ載せました

↑これですよ、これ!!
私は、2019年にバレットジャーナルを始めてから、ずっとこのノートにお世話になっております。
メイン使用は『大人キャンパスシリーズ・方眼・A5・80枚』さんです!!
(他のノートにもお世話になっているけれど、それはサブの方々で、100均さんのことが多いかな?)

このノートのオススメポイントは、まず80枚という厚みです。
手帳気分で使いたいノートというのは、厚みがある程度必要なのです。
この80枚さんは叶えてくれます。
さらに、お値段見てください!
目がパチパチ(°▽°)しちゃうくらいリーズナブルじゃないですか??
一般的なバレットジャーナル用ノートの半分、いや1/4、いや物によっては1/10?のお値段じゃないですか??
本当にありがたいお値段です。
ちなみに、『ドット入り罫線』・『無地』もあるよ♡
(ドット入り罫線は80枚ではありせんでしたが)

私個人的な考えなのですが、バレットジャーナルでもなんでも、手帳たるものガシガシかけることに意味があると思っているんです。
ノートのお値段が高すぎると、ガシガシ書くことに躊躇しちゃうじゃないですか。
1枚1枚がもったいないような気がしてしまったり、大層なノートだと綺麗に書かなければいけない気分になってしまったり。。。
人によって、高いと感じるノートの値段は違うと思いますが、リーズナブルに越したことはないと私は思っています。
個人的には、ノート自体にお金をかけない方が、中味が充実する気がしているのです。
(カバーをお気に入りにする方がおすすめではあります)

まぁ、自分が好きなノートを使うのが一番良いですからね♡
お気に入りを見つけてくださいませ♡
ただ、なんだかあまり知られていないような気がして、載せてみました。


記録に残したい7パターン

では、やっと前回の続きに移りたいと思います♡
前回から「手帳に残したい・書きたいもの」について考えております。

【私たちが紙に書いてきた記録たち7パターン】
1.〈メモ系〉

・ふと思ったことを忘れないように書いておく。
2.〈書き初め系〉
・やりたいことを宣言する。
3.〈業務管理系〉
・やらなければならないことを把握する。
4.〈勉強系〉
・学んだことを記録する。
5.〈感想文系〉
・本や映画や会った人から受けた感想を記録する。
6.〈日誌系〉
・その日あったこと、その日ならではの事を記録する。
7.〈日記系〉
・その時の、頭の中の考えやきもち・思いを書き出し把握する。

この7パターン全てを手帳で管理することは、手帳に対して過剰な負荷をかけているような気がしたので、私の場合は「タスク管理系」と「学んだ知識系」は、データ管理に移行していく方向です。

【紙記録からデータ管理へ移行】
3.〈業務管理系〉

・やらなければならないことを把握する。
4.〈勉強系〉
・学んだことを記録する。

データ管理の方が、
・管理方法の変更がしやすいこと
・検索に時間がかからないこと
・整理、並べ替えができること
・環境が許せば、携帯一つでどこでも見れること

この辺が決め手ですかね。

前回は、データ管理へ移行することによって現れる空いた時間に、何をしたいか??
そもそも私たちが何かをしたい!と思うことは、手帳とどんな関係がありそうなのか??について書いてみようと思い立ったところで終わりました。

っと、自分でハードルを上げたところで終わったのですが、
「何かをやりたいと思う」について考えているうちに、
「やりたくないこと」について先に考えた方がいいのかなと思ったのであります。

そして「データ管理への移行」と、「物事をやりたくなくなってくる感覚」というものが、どうやら深い関係性がありそうな気がしたのです。

今回はその部分について書いてみようと思います。


やりたくないことを見つけるには

見やすさ・綺麗さ・判りやすさ

前回も書きましたが、私たちは基本、やりたくないことはやらないのです。
これは、紙管理・データ管理とは全く関係ない部分で、
どんなにタスクが綺麗に整理されていても、
どんなに記録が整然と並んでいても、
「綺麗に並んでいるからやりたい!」とはならないのです。
「綺麗に並んでいたら、やってあげてもいいよ。」っという気分になるだけだと思うのです。

「何かをやりたいと思う」ことと、
「見やすさ・綺麗さ・判りやすさを求める」ことは、別物なのです。

どちらかと言えば、反比例の関係で、
「見やすさ・綺麗さ・判りやすさを求めてしまう感覚」は、
「めんどくさい時に感じる感覚」ではないでしょうか??

何かやりたいことがあったのに、その前に立ちはだかる現状把握。
現状把握に時間を取られ、なかなかやりたいことにたどり着かない。。。
そんな時、「もっと判りやすくしといてほしい。。。」と思う。

例えれば、ただお金を稼ぐ為だけにバイトをしたい場合、
(お金だけに興味があって、仕事自体には興味がない場合)
小さな町の個人経営の飲食店でバイトをするよりも、
大きなチェーン店でマニュアル化が行き届いている中でバイトした方が、
めんどくささは感じないと思うのです。

・一定のパターン化されているもの
・何度も同じことを繰り返すもの
・自分じゃなくてもいいもの(他者との共有)
・そこから新しい経験は無いと感じてしまうもの
これらのものが乱立していて、ぐちゃぐちゃしているように感じる時、
「めんどくささ」を感じ、「見やすさ・綺麗さ・判りやすさ」を求めてしまうのです。

私たちは、「見やすさ・綺麗さ・判りやすさ」を求めた時こそ、そのことに興味がなくなっている時だと言えそうです。

そしてこの感覚は、経験したことあるからこそ感じるものであり、
経験したことあるからこそ、改善提案できる部分でもあります。

前回、私の「庭ごと畑ごとタスク」をNotionに入力してみた話を書きましたが、入力しながら思ったのです。
数年前の私だったら、まだ庭ごと畑ごと経験値が浅くて、タスクを整然と項目分けすることができなかったなぁと。。。
Notionに入力するほどのデータ蓄積量がなかったなぁと。。。

経験値が少なかった頃の私は、ノートに書いて記録して管理することに「めんどくささ」は感じなかったのです。
その頃の私にとっては、全ての経験が新しい経験だったということですよね。
今は、Notionに入れちゃおう!っと思った訳ですから、結構な経験者になりつつあるということになります。

見やすさ・綺麗さ・判りやすさを求めたり、
紙管理からデータ管理へ移行したくなったり、
めんどくささを感じるというのは、
一定量の経験を積んだ証拠と言えそうです。
そして「次の経験に向けて準備したい欲」がむくむく出てきているということにもなりそうです。

「見やすさ・綺麗さ・判りやすさ」を追求し続けることもいいですが、終わりのない作業であることは、間違いありません。
適当なところで切り上げて、次の経験の方へ意識を向けた方が良さそうですね。
( ̄∀ ̄)


蓄積データの俯瞰

「見やすさ・綺麗さ・判りやすさを求め始めた時」
そんな時は「データが溜まりに溜まっている時」。

一定の経験を積み重ねると、脳にデータが溜まり、満ちていく。。。
すると、前と同じデータばかりが脳に溜まっていく感覚になる。。。
さらに、新しいデータに出会えないように感じ始める。。。
ついに、やることに意義を感じなくなる。。。

そして、次の動きがしたくなる。
その動きがアウトプット。( ̄(工) ̄)

アウトプットと表現してみましたが、結局は「自分の蓄積データを俯瞰したい欲」だと思うのです。
「人に教える為に知識を整理すると、自分の勉強にもなる。」と言いますし、自分の経験を俯瞰してみることで抜け落ちているところが見つかったり、新たな見方を発見したするじゃないですか。
アウトプットって、それがやりたくなっている状態だと思うのです。
だから、人に見せてアウトプットしたければやればいいけれど、必ずしも人に見せて表現しなければならないわけではないと私は思っています。
要は、頭の中に詰まっているものを見える状態にすればいいわけです!

人間の脳は、一回外に出すことで、やっと俯瞰できる仕組みなのでしょう。
俯瞰しないと「いるもの・いらないもの・多すぎるもの・少なすぎるもの」など、把握できないのかもしれませんね。

溜まりに溜まった蓄積データを、一回外に出す。
自分で認識し、俯瞰する。
全データを一回見える状態にすることで、もうこのデータの蓄積を経験する必要はないのではないかと感じる。
もう十分だと感じた経験に対して、感情というメッセージがくる。
「満足」とも感じれば、「めんどくさい」と感じることもある。
(ここは色々な感情がありそうですね)
脳内のパツパツだった引き出したちは、綺麗に整理される。
閉まらなかった引き出しは閉まり、スカスカの引き出しの存在に気づく。
脳内の大掃除ですね。


人間がやりたくないこと

個人的には、「整理整頓して収納したい」と思っているのは、左脳の特質ではないか?と思っています。
AIは、左脳の仕組みを真似て開発されていると言われていますし、この脳内整理のタイミングは、デジタル機器に頼った方が速く左脳が整うかもしれません。
相性が良さそうですよね。

ただ私の感覚としては、同じアウトプットでも「めんどくささを感じるもの」は、データ管理へ移行した方がいいのではないかと思うのですが、そうではない記録は『手帳』の方がしっくりくる感覚があるのです。

めんどくさいという言葉だと語弊があるかもしれないので、
「もう十分理解しているもの」と言った方がいいかな??
「一度整理整頓すれば、しばらく同じ事はしなくてよさそうな事」、
「機械的な作業の繰り返しとなりそうなもの」は、AIと仲良くしていきたいなぁと、任せていきたいなぁと思うのです。

実際、私の「溜まりに溜まった庭ごと畑ごとタスク」は、手帳一冊で管理するには量が多く、さらに複雑化していました。
年間タスクなので、同じことの繰り返しになっているタスクです。
しかもこれからは、「繰り返しの中から、繰り返しにならなかった部分に注目していくフェーズ」に入るのだと思うのです。

私がNotionに入れてみたタイミングって、
「今までは1〜5までの経験だったけど、これからは10までの経験をしていこうという時だから、1〜10じゃなくて、1〜3くらいまでは誰かに任せたいなぁ〜」みたいなタイミングだったのだと思うのです。
だからNotionがしっくりはまったんですね。
(*´꒳`*)

今、人間の仕事がAIに取られてしまうなどとも表現されていますが、私たち人間が本当に心から経験したいことを手伝ってくれる存在のように感じます。
でも、自分のやりたいことがなかなか掴めない場合には、AIに対して恐れを感じてしまうのかもしれませんね。


小まとめ

ここまでをまとめますと、

「見やすさ・綺麗さ・判りやすさ」を求め始めたら、経験データ値がパツパツの可能性が高い。
『手帳』や「脳内」に一定量溜まった経験データは、「俯瞰」することに意味があり、
「俯瞰」する為のツールとして「別ノート」に整理整頓してもいいけれど、
“一定の規則性”があるのであれば「デジタル機器系・AI系と仲良く管理」していくと、
左脳も速くリフレッシュしていくのではないか??
後世にも、万人の共通データとして残しやすいのではないか??
そして、本当にやりたいことに移行していけるのではないか??

です!
d( ̄  ̄)



規則性のない記録

私個人的な見解では、規則性のない記録は『手帳』で管理するのが、しっくりくると思うのです。

ではここで、最初に挙げた7パターンのうちの、残りの5パターンを載せてみたいと思います。

1.〈メモ系〉
・ふと思ったことを忘れないように書いておく。
2.〈書き初め系〉
・やりたいことを宣言する。
5.〈感想文系〉
・本や映画や会った人から受けた感想を記録する。
6.〈日誌系〉
・その日あったこと、その日ならではの事を記録する。
7.〈日記系〉
・その時の、頭の中の考えやきもち・思いを書き出し把握する。

自分の記録を振り返った時、この5パターンの記録の中に、規則性のあるものはありますか?
もしあった場合は、データ管理もおすすめかもしれません。
(別ノートでももちろんいいですよ)
趣味の記録として、5.〈感想文系〉を記録されている方とかが多そうですよね。
料理の記録などもここに入りそうです。

でも個人的には、後で何度か見返したい場合には、手帳と別管理の方が見やすいかな??っと思いますが、記録として残しておきたいだけの場合は、やっぱり手帳の中が一番管理しやすいかな??っと思います。
「規則性のない記録」は、「日付という大規則性」の中に入れておいた方が、安心です。
( ̄∇ ̄)


さあ、なんとなく感じてきませんか??
この「規則性のない記録」の中に、私たちの「次にやりたいこと」が隠れているのでは??

次回はここについて書くことになりそうです♡

長くなってきたので改めますね〜
ではまたね〜




『手帳』シリーズたち

第1段

第2段


後日に書いた第4段


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