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『手帳』に残したいもの
今回は、前回の続きを書いていきたいと思います。
↓前回は、
昔から、私たちは紙と共に生活していますが、いったい紙に何を書いてきたのだろうか?を考えてみたところで終わりました。
1.〈メモ系〉
・ふと思ったことを忘れないように書いておく。
2.〈書き初め系〉
・やりたいことを宣言する。
3.〈業務管理系〉
・やらなければならないことを把握する。
4.〈勉強系〉
・学んだことを記録する。
5.〈感想文系〉
・本や映画や会った人から受けた感想を記録する。
6.〈日誌系〉
・その日あったこと、その日ならではの事を記録する。
7.〈日記系〉
・その時の、頭の中の考えやきもち・思いを書き出し把握する。
だいたいこの7パターンぐらいに分けることができると思ったのです。
そして、「この7種の文章を1つのノートで管理したい欲」というものに、唯一応えてくれそうなポジションに『手帳』がいる、ということがわかりました。
私たちが「手帳に求めていること」が、あまりにも多種多様であるというところまで書きました。
今回は、この続きです。
『手帳』に映るもの
率直な感想として、
「ちょっと『手帳』に対して負荷をかけすぎているのではないか?」
そう思いました。
「過剰な期待をかけている。」
とも言えます。
「本当はただ今の自分を認識する相手が欲しいだけなのでは?
その時の自分にとって旬な記述を見て、自分を確認したいだけなのでは?」
とも思いました。
きっと突き詰めていけば、そうなのでしょう。
友達です。紙の友達。
『紙の鏡』かな?
だがしかし、
“うん、そういうことだねー。”っと、これで終わってしまってはなんの進歩もありません!
『手帳』が『紙の友達・紙の鏡』であるならば!
そうであるならば!!
もっともっと、自分を認識できるものにしていきましょう♪
そんなことにご興味ある方は、引き続きお付き合いくださいませ♪
ところで今更ですが、
私が自作手帳に書き綴っている内容には、ほぼ人は登場しません。
( ̄∇ ̄)
「〇日に人と会う」とか「〇〇へ何時に行く」とか、他者が関係してくる社会生活的な予定は、携帯で管理するタイプであります。
正直、社会生活だけなら、手帳はなくても困らないタイプだと自分で思います。
そんな私が手帳を自作してまで書きたかったことは、星のこと、惑星のこと、月のこと、太陽のこと、庭のこと、畑のこと、日常生活のこと。
8割以上が、自然界のことです。
前回も少し触れましたが、私たちの今の社会は「曜日」で動いているのです。
でも自然界は「うちゅうのリズム」で動いているのです。
私は、自然界のリズムを体感しながら生活するために、自作手帳を作り始めたのです。
こんな私のように、たいてい手帳に書いている内容というのは、自分にしか関係ない内容であり、他の人が見ても“なんのこっちゃ?”みたいなものがほとんどなのではないでしょうか??
人によって、その人ならではの生活スタイルも違えば、学びのステージも違うものです。
他人に言ってもなかなか伝わらないような内容を、自分流に書いていく。
自分独自の生活を、字で認識し、字で俯瞰したい時に『紙の鏡』が登場するのでしょう。
(絵の時もあるね)
「仕事と手帳はセット」のように思われがちですが、本当は対局の関係で、「社会生活に揉まれて翻弄される生活の中でも、手帳を開いた時は自分を認識することができる、ここでは自分を確認できる」というような、そんな関係なのかもしれません。
私が認識したかったこと
Taskの質を考える
自作手帳を作ることは、私にとって全く大変ではありません。
しかし私には、なんとかしたいものがありました。
それが「庭ごと畑ごとのタスクたち」です。
私は、庭ごと畑ごとの動きを何年間も手帳に記入し続けてきたので、
“この時期はこれ、その為にはこの前にあれをやって、こっちもやっておかないと。。。”みたいな
「年間のタスクリスト」がみっちり出来上がってしまっています。
各24節気のシーズンに、やりたいこと・やるべきことを集めた年間タスクなのですが、毎年毎年気づくことも増えていくので、毎年内容も更新され、ボリュームアップしていくのです。
楽にできるようにしたくて始めたことなのですが、楽になっているという実感がないのが課題でした。
しかも毎年決まっていることを、改めて毎年ノートに書くのも大変なので、現在この部分は別冊となっているのです。
でも別冊だと、もし見なければやることも忘れてしまいます。
その為、ポイント部分だけは抜粋して日々のノートの年間ページに書き出して。。。と、地味にめんどくさい。
さらに書き出して準備することによって、年間ページは使い始める前からやることだらけのページになってしまうのです。
見るだけでちょっと疲れる。。。
_φ( ̄ー ̄ )
しかもこんなに計画を立てていても、相手が自然だからか、なかなか思うように進んでいかないのです。
なんでかな?
管理の仕方がヘタなのかなぁ??
やりたいことが多すぎるのかな??
見にくいから解りにくいのかな??
さぁ今年ははどうやって書こうかな???
っと、今年も真夏の「ひとり手帳会議」が始まったのです。
自分は、「真っさらなノートに予定がビッチリ書き込まれていることが好きではないタイプである」と分かった前回の気づきを基に、さぁ、今年どうするか。。。
そして思ったのです。
「そうだ!どうせ新しくするなら、ノートじゃなくて、パソコンやiPadで管理できるようにしよう!!」
「今年からデータ管理にしよう!!」と。。。
(°▽°)?
Notionへの入力
今年に入ってから、やっと「アプリスキル?」に本気になった私は、自分が学んできた占星術系の学びを、iPadなどで綺麗な図の形にし始めていたのです。
手書きで作成する何倍も、いや何十倍も早いスピードで形にできることに、とても感動していました。
しかもとても綺麗で正確に仕上がるし、見やすい。
その経験から、「これからは、後で何回も見直したいような内容のものはデータ管理だな!!」っと思っていたのです。
そう、だから思ってしまったのです。
この「年間タスク」も、何回も見るし、毎年見るし、しかも毎年内容も更新していきたいんじゃないの??っと。
これって、データ管理の方がいいんじゃないの?っと。。。
さあ、ここからNotionへの入力が始まりました。
Notionとは、データベースを管理したい方にとって有益なサービス?で、一定範囲であれば、無料で使えます。
一定量のデータを、自分流で組み合わせて管理したい方に向いていて、パソコン入力がオススメと言われているものです。
Notionの使い方などは、数々の皆様が説明されていますので、そちらを見ていただくとして、、、、。
もともと機械系が得意な方だった私は、思い立ってからガンガン入力を開始し、練り練りし、作ったんですよ!自分流の管理データベースたちを!!
入力しながら、すごく自分の思考を俯瞰することになりました。
自分の行動は、どんな系統に分類分けできるのか?とか
この行動は、どことどう紐づいているのか?とか
この行動は、どの順番で行えば有効性を感じるのか?など。
上手く表現できないのですが、データをどう入れるか考えながら作っていくことで、頭の思考も整理されていくのです。
比例の関係です。
整理していかないと、Notionにデータとして入力がうまくできないので、整理しないと入れられないし、入れてみるとまた自分も整理されるし、といった相互の関係で、自分の頭の中のタスクたちが整然と整理されていったのであります。
結果、あまりにも膨大な量に仕上がり、よくこの量をあのノートだけで管理しようとしていたものだと、自分で呆れるくらいでした。
完成した時は、感無量でしたね♡
我ながら、やるじゃないか!
Notion使いこなせそうだな!!
これからはこれで!!・・・
なんて、満足感に浸ったのも束の間。
はたと、気がついたのです。
自分のやるべきこと・やりたいことタスクが綺麗に整然と整理されることと、
実際に、これが実行されるかどうかは、
全く別の話であるということを。。。
私は、このことを認識するために、Notionに入れてみたのだということを。。。
紙かデータかではない部分
私たちは、
ノートに書いても、パソコンで管理しても、
どんなに綺麗に仕上げても、
どんなに解りやすく分類しても、
できない時は、できないし、
やらない時は、やらないのです。
完成したNotionを見ながら思いました。
結局ノートに書いていたTaskと、内容は変わっていないのです。
そう、何も変わっていないのです。
何かが違っている。
これはまだ、序章なのだと。。。
私がやりたいことの本質は、ここではない。
この中にあるものではないのだと。。。
誤解のないように補足させていただきますと、
Notionに入れたことは大正解でした。
まず、自分の抱えているタスクの性質を、事細かに分析することにつながりました。
そして、自分の行動がどことどう繋がっているのか、どこと繋げながら動いていけばいいのかも解りました。
さらに、あまりにも膨大なTaskを、ノート1つでなんとかしようとしていた事も解りました。
データ入力に変えて一番変わったことは、
・ノート作成にかかる時間が短縮されたこと。
・行動の結果を後で見返す際の、探す時間が短縮されたこと。
・管理の方法を変えたくなった時に、変更する時間が短縮されたこと。
でしょうか?
そうです。時間が全体的に短縮されたことなのです。
空いた時間ができました。
逆に言えば、
今までの何倍も早く、やりたいことはできるようになってはいるけれど、
やっている内容は、まだ何も変わっていません。
重要なのは、空いた時間を私がどう使うかなのです。
よくよく思い返せば、この傾向は電化製品全般に当てはまることで、
洗濯機も掃除機も車も飛行機もパソコンも携帯も、
「技術の進歩」と呼ばれるものたちは、みんな「自由な時間」を作ってくれているんですよね。
もっと言えば、自由な時間を作っていきたい場合は、どんどん今の技術に頼るのが良いということになりそうです。
もうすでにパターン化されているものは、近年の技術を活用してしまいましょう。
今回の『手帳』の件で例えた場合、
始めに挙げた7つのパターン全てを手帳で管理するのではなく、
(手帳への負荷がすごいし(*´-`))
いくつかを携帯などに移行させていくというのは、ありですよね。
私の場合、Task管理系と、後で見返したい学びの資料系は、ほぼこれで移行していくと思います。
↓この2つですね。
3.〈業務管理系〉
・やらなければならないことを把握する。
4.〈勉強系〉
・学んだことを記録する。
でも『手帳』を持たないという発想は、やっぱりないんですよね。
Notionに入力していた時も、どのような項目を作るか、どう入力していこうか考える為に、パソコンの隣には愛用のノートを置いて、ノートにガシガシ書きながら作りましたしね。
一緒に考えてくれたのは、『手帳』だったんですよ♡
さぁ、『手帳』と一緒に考えたいことはなんですか?
技術が空けてくれた「自由な時間」に、次は何がしたいですか?
どんな新しいことを始めてみたいですか??
次回は、
「私たちが何かをやりたいと思う」ということについて書いてみたいと思います。
お彼岸に入り、秋分になりますね。
今回の秋分もまた、大きな切り替えのタイミングということです。
地球の変化についていきましょう♡
ではまたね〜
↓後日の続き
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