2024秋分図『流れに乗るのだ!』
本日は、急に思い立ったので、『秋分図』を詠んでみようと思います。
(『手帳』シリーズは、1回休憩します。)
惑星の示すタイムリミット
星を詠むとは何か?
私は、天空で惑星たちが伝えてくれているのは、『タイムリミット』だと思っています。
惑星は【時計の針】のような役目。
「今、何時だよ!」みたいに「今こんな時期だよ!」っと教えてくれている。
私たちが日常使っている時計には【短針・長針・秒針】の3本しかありませんが、
太陽系内で発見され、惑星と呼ばれている星は7つ。
太陽系内だけでも7本あるわけですね。
みんな、宇宙時刻を天空で伝えてくれているのだと思っています。
そして【数字】の役割を担っているのが、星座たちです。
私たちは、夕方5時の時計をみて「そろそろ片付けなきゃ」とか「ご飯つくろ!」と思って動きを変えます。
変えざるを得ないような流れって、確実に存在するんですよね。
その変えざるを得ない流れのメモリを「星座」が表し、
それを指して伝えてくれているのが「惑星」です。
「夕方、短針が、5に移動する」というのは、
「惑星が、〇〇座に移動する」と、同じイメージです。
「私たちは、星から影響を受けている」という言い方をよく聞きますが、
もう少し正確な表現だと、
「私たちが影響を受けている見えない流れを、見える状態にしてくれているのが星である」と言った方が、いいのではないかと私は思っています。
本日は『秋分』ですね。
トロピカル星座(西洋占星術)では、
「☉太陽という針が、♎︎天秤座というメモリに入る日」です。
ちなみにサイデリアル星座(インド占星術)では、数日前に♍︎乙女座入りしています。
え?なにそれ?っと思った方もいるでしょう。
簡単に言えば
トロピカル星座は【太陽系の中の流れを表すメモリ】の役目
サイデリアル星座は【太陽系の外の流れを表すメモリ】の役目です。
サイデリアルとトロピカルについての話は、
↓こちらマガジンに少しですが集めてありますので、よろしければご覧ください。
本日の『秋分』は、
「トロピカル星座(西洋占星術)で、☉太陽という針が、♎︎天秤座というメモリに入る日」
の方が解りやすいかもしれません。
ただ私は、サイデリアル星座でホロスコープを詠むことにしています。(今は)
私は、インド占星術に出会って強制的に視野を広げさせられた感覚があるからです。
( ̄∇ ̄)
私の星詠みは、やや自己流感のカタマリのようなものになっていますが、ご興味のある方は覗いてみてくださいませ♡
2024秋分図を詠む
星座は「サイデリアル星座」、ハウスは「ホールハウス」で詠みます。
リリスとドラゴンテイル
こちら、秋分図ホロスコープです。
まずは☉太陽周辺です。
☉太陽は、⚸リリスと、☋ドラゴンテイルに挟まれています。(トゥルーの場合)
どちらも感受点と呼ばれていて実際の惑星ではありませんが、私は共通点があると思っています。
それは「この2点のいるポイントは、壁が薄い」ということです。
⚸リリスの詳しい説明については割愛させていただきますが、⚸リリスは、「自分とそれ以外のものとの境界線が薄くなるようなポイント」を指しているのではないかと、私は思っているのです。
人間の体に例えた場合、皮膚というベールが薄くなっているイメージです。
「統合しやすい場所・ワンネスを感じやすい場所」と表現することもできますし、
「自分以外の存在に対する分離意識の観念を緩めていくリズム」を教えてくれていると表現することもできると思います。
☋ドラゴンテイル☊ドラゴンヘットは、☉太陽の通り道と☽月の通り道の交点です。
太陽と月の統合なので「陰と陽の統合」。そのままですね。
私は「次のステージに向かうためのトンネルの穴」のイメージを持っています。
どちらも「今の観念を超える穴」「分離ではなく統合に向かう穴が空いている場所」だと、私は思っているのです。
その2つが、今回☉太陽を挟んでいます。
さらにこの2つの点は、この秋分から半年後の春分までの間に「春分・秋分ライン」を超えていきます。
「春分・秋分ライン」を黄色マーカーで引いてみました。
⚸リリスは左回り、☋ドラゴンテイルは右回りです。
⚸リリスはこの秋分以降、すぐに超えていき、
☋ドラゴンテイルも、春分には超えています。
この「春分・秋分ライン」を超えるというのは、一日の中で例えた場合「地平線を超える」ことと同じ意味を持つラインなのです。
朝日が昇る、夕日が沈む、私たちは昼と夜で全くやることが変わります。
その為ここを超えていくということは、「やることを変えていく必要がある」ということになるわけです。
「全く正反対のことを始めだす必要がある」とも言えます。
(洗濯機だったら、さっきまで落ちなかった汚れを落としにいく為に、逆回転を始めるタイミングです。←一番解りやすい??)
⚸リリスは月の遠地点、公転周期は約8.85年。
その半分は約4年半。
私たちは、4年半ごとの極の波を作り、自分以外の存在に対する観念をアップデートしていることになりそうです。
☋ドラゴンテイル☊ドラゴンヘットラインの公転周期は約18年(サロス周期)。
その半分は約9年。
私たちは、9年ごとの極の波を作り、次のステージチェンジへのトンネルを通過していることになりそうです。
そしてこの2つの波が、同時期となる2024秋分から2025春分の間に「春分・秋分ライン」を超えるということは、結構なエネルギーチェンジが起こるということなのです。
この秋から冬、そして春。
ここは、自分が、自分以外の存在に対して持っている観念や制限を、変えて行かざるを得ない期間になりそうです。
次のステージに変わるということです。
波が変わるので、自然に変わります。
波に乗っていくことを意識していきましょう♡
海王星の本気
今回、秋分図を詠んでみようと思った理由は、この♆海王星にあります。
今回の秋分図には♆海王星が鍵となるカイトが現れています。
♆海王星のいるポイントは、先ほどの太陽と真逆の位置です。
秋分点の真逆ということは、春分点の位置ということになります。
そうなのです!♆海王星もこれから「春分・秋分ライン」を超えていくのです。
現在「春分・秋分ライン」まで1°少しです。
まだ超えていません。
ちなみに、2025春分でも、まだ超えてはいません。
でも、2025秋分には、超えています。
2025年夏、大きなエネルギーチェンジが起こると言われているのは、この♆海王星と関係があると、私は思っています。
♆海王星の公転周期は164.8年。
その半分は約82.4年。
82年ごとの極を作る波です。
リリスやドラゴンテイルの比ではありません。
しかも♆海王星は発見されてから178年しか経っていないのです。
発見された後、太陽系をぐるりと一周回ったうえで「春分・秋分ライン」を超えるのは、今回が初めてなのです。
多分ですが、♆海王星の本領発揮はここからです。
今までは、象徴・象意が捉えづらい惑星と言われること多かったですが、本番ではなかっただけかもしれません。
ちなみに、♆海王星発見は1846年9月23日。
この秋分のタイミングなのです。
秋分に縁の深い惑星と言えますね。
さらに言えば、♆海王星のすこし隣には♄土星がいます。
♄土星は、2025年秋分から2026年春分にかけて「春分・秋分ライン」を超えていきます。
♄土星の公転周期は約30年。
その半分は15年。
15年ごとの極を示している波です。
集合的無意識のドン、現実的な地に足のついた変化の波を伝えてくれている♄土星です。
この2星がこれから「春分・秋分ライン」を超えていくわけですから、そりゃ、エネルギーは変わりますよね。
なにもないわけがないんです。
全自動洗濯機の全コースが順番に逆回転を始めるようなものです!
(洗濯機ではそんなこと起きないけど、太陽系では起きるのだ)
とんでもないエネルギーチェンジのタイミングなのです!今!!
私たちは、巨大な洗濯機の中に住んでいるのです!!!
( ̄∇ ̄)
太陽系の中の変化だけでも、これだけあるのに、
太陽系の外では、フォトンベルト通過が始まったと言われてますしね。。。
( ̄∀ ̄)
さあ、ここから何がはじまるのか。。。
はっきりいって、さっぱりわかりません。
ただ、今回のカイトで、♅天王星と♇冥王星がガッツリ応援していることがわかります。
このカイトから感じるのは、
「はい!決まりました!」「はい!設計図できました!」
みたいな感じです。
もちろん、変化に向かう為の設計図です。
「あとはもう、走るだけ!」みたいな感じです。
おい!ここまで読ませといて!それかい!となりそうなので、
もう少し星詠みっぽく書いてみよう!(がんばれ私!)
まず、♆海王星が「春分・秋分ライン」を超えるタイミングで、宇宙的ワンネス意識の切り替わりが起きることは間違いないでしょう。
それを現実に落としていく流れを指しているのが、後ろからついてきている♄土星です。
その為、ワンネスの現実化は、2025年秋分以降となりそうです。
今は、そのラインを超えるタイムリミットまでに、人類に切り替わりの意識変化を促すために必要な出来事が起きています。
これは、みんなの意識変化によって、何が起きるか変わります。
ちなみに、♅天王星が「春分・秋分ライン」を超える直前に起こったのが、東日本大震災です。
これを書くと、現実味をおびてきますね。
このカイトの設計図は、もしまだ決定ではなくても、冬至までには決まるくらいの確定度です。
大きな三角形(グランドトライン)は地のサインなので、現実化に近いエネルギーが渦巻いている時と言えそうです。
♃木星も♉︎牡牛座にいて、地のサインを拡大応援しているので、現実的な変化を起こしていくことはしやすくなっているとも言えます。
このエネルギーの流れを、個人生活の中で、使っていくこともできそうです。
秋から冬にかけて、地道に現実面を動かしていくのはアリですね。
ちゃくちゃくと整えていきましょう♡
ただし、♆海王星のワンネス意識に合致した動きでなければ、流れには乗りません。
日本のステージ
ではここから以下は、ハウスも絡めてみたいと思います。
日本についての詠みになります。
個人の動きとは変わりますので、お茶でも飲みながらご覧ください。
秋分図の中で☉太陽がいるハウスは5ハウス。
2024年はアセンダント♊︎双子座の年です。
そこから数えた場合は4ハウス。
どちらにせよ、今、土台にスポットが当たっているタイミングです。
ここで土台が改められ、その土台がここからの足場となっていく時。
新たな1周が動き出すタイミング(動かし始めざるを得ないタイミング)です。
今回の1周は、2025春分から現象が大きく動き出します。(2025春分図☉太陽7 ハウス)
夏至に絶頂期を迎え、(2025夏至図☉太陽10ハウス)
秋分に実りの結果を受け取る、(2025秋分図☉太陽2ハウス)
という流れとなりそう。
グランドトラインは1−5−9ハウス。
幸運や徳の流れ、勢いのある流れです。
そして、精神的なことがテーマであるとも言えます。
アセンダントと合である♃木星の後押しをうけて、新たなスタートへの後押しは、かなり強い時と言えます。
その為、土台は、良くも悪くも大きく変化を促されます。
このタイミングを使って、大きく国全体の精神性を上げていきたいところです。
鍵となるのは、♆海王星のいる11ハウス。
「欲望を超える」が鍵となります。
残るもの、残らないもの、残すのか、残さないのか、見極めが重要な場所。
甘えは禁物。
自制心が試されます。
ここでの判断が、♆海王星的ワンネスと合致すれば、一定ラインの安定性を得ることができそうです。
おわりに
数年前から「もうじき♆海王星が「春分秋分ライン」を超えていくなぁ〜」と思いながら、気にかけてはいたものの、、、
まさか秋分のタイミングでカイトになるなんて!
(@_@)
なんだか、宇宙の本気を見せつけられたような気がしたんですよ。。。
それで『手帳シリーズ』の合間に、『秋分図詠み』を入れてみました。
2025年、いろいろ言われていますが、
確実に言えることは、ワンネスに向かっているということです。
そこへ向かうこの流れには、乗るしかありません。
(洗濯機の中なので( ̄∇ ̄))
このことを、自分にも言い聞かせるために、書いてみました♡
みんなで洗濯機を乗りこなしましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございます♡
では、またね〜♪