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資料と話量

プレゼンテーションと資料はセットです。
資料だけ見せて沈黙を貫くことはありませんし、何も見せずに一方的に喋ることもありません。
そんなセットで使われる二つですが、情報整理の仕方次第で分かりやすくも分かりにくくもなります。

文字ばかりたくさん書いてあって、どこに目を向けたらいいか分からない資料に出会ったことはないでしょうか。
逆に図でスッキリ整理されているのに意図が掴めないものはないでしょうか。
資料の文字量と喋る言葉の量にはバランスがあります。
資料の文字が少ないのに説明も少ないと個別の解釈をされてしまいますし、文字量の多い資料を読み上げながら補足もして伝えようとすると話が冗長になります。

説明の原則は資料の文字量と逆にすることです。
グラフや図などで文字が少ない時にはどう解釈するべきものなのか丁寧に補足説明をします。
一方で文字で沢山の説明をしている資料は要約した内容で伝えることで中身を熟読する負荷を軽減するのです。

プレゼンテーションの目的は説明することでも話し切ることでもなく、理解してもらって合意形成をすることです。
その為にはどうすると相手の頭に入りやすいのかを考えなければなりません。
資料と話量のバランスを意識してみましょう。

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