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冬霞の巴里 観劇記録

噂のブリリア初体験

こんにちは。続いても同じく花組の別箱「冬霞の巴里」についての観劇記録です。

「龍の宮物語」が好きなので指田先生の新作、それもずっと気になっている永久輝さんの主演ということでうずうずしていたところお声がけがありまして観劇が叶いました。配信もタイミングが難しくて見られなかったのでこれが最初で最後
ブリリアホールの3階だけども手すりトラップはないしそこまで見づらくはなかったですね。オペラも10倍のものなのでなんとかね…

内容はわたしの大好きな、永久輝さんのやりたかった復讐もの。私は小学生の頃からギリシャ神話が好きで、中でもこの原典の「オレステイア」は非常に好きだったので私の中でのハードルは高めだったのです。永久輝さんと星空さんの姉弟は「共依存」って言葉がちらつく感じ。原典も姉のエレクトラがオレステスを救い出し自分は憎き母の命に従い望まぬ結婚をして最終的にはオレステスに復讐をさせるのでそこは原作通り。姉弟だから絶対に結ばれることはないだろうけど、どちらかが欠けたら生きていけなそうで良い関係でした。
私的には聖乃さんのヴァランタンが協力者かと思いきやバチバチのライバルなのが意外でしたね。ヴァランタンくんはアンブルの背中のほくろに対して「君のはいいよ」とかいうんですかね? オイオイってなってました。ソロ曲がはちゃめちゃにテニミュでした。あとは名前的に侑輝大弥くんのシルヴァンも刺さりましたね 親の気持ちになると医者目指してる自慢の息子が手紙読んでもくれないし革命運動に傾倒するとか泣きそうでした。
あとは初めて拝見した専科の紫門さんが美人で!この前まで鎌倉時代の人やってたとは思えなかったです。学年差あるのにその旦那役の飛龍さんも包容力感じられて好きでした。家族の中で個人的にヒットしたのは希波くん。エルミーヌにベタ惚れなんだろうなとは思うけどもこの2人の将来がうまく行くとは思えない… 

プロットはまた細かく違うんですが面白いので是非この原作もおすすめ。これについてはいくらでもかけそうなので原典と対比させて記事を書くのもいいかもしれない 観劇記録終わり次第やってみる価値あります 次は宙組「Never Say Goodbye」を書きます。

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