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うたかたの恋/ENCHANTMENT 観劇記録


自力で当てた初SS 三列目だけども前の列は無人、1列目は空いてたので実質最前列

ごきげんよう。
転職して引っ越してから初めての大劇場遠征となったのは花組さんでした。値段は違うけどもかかる時間は大体前住んでいたところと変わらないのはなぜ笑

うたかたの恋


さて、本題。うたかたの恋です。うたかたの恋といえばいかにも宝塚という演目。何を隠そう私の大好きだった愛月ひかるさんがずっと演じたかった役のルドルフ。そのため大劇場で30年ぶりにと聞いた時には絶妙に複雑な気持ちになりました笑
あの日のサヨナラショーのどよめきと理想の姿を残しておきたいとは思いつつも、珍しくご縁があって友会貸切でSS席が当たったもので見にいきました。
あの有名な曲はいきなりド頭から始まるのですね!

ルドルフの柚香さんは本当に軍服がお似合い!改めて近いところから見ても顔が整っているわ、確かにシシィの息子らしく繊細そうなのが一目でわかる。そりゃあマリーもあんなに憧れて喜ぶわけです。
マリーの星風さん。星風さんももうキャリアが長いからどうなるか不安だった点も観る前はありましたが、純真無垢な乙女って感じでさすがと思いました。史実を調べると本当はルドルフは別の女(ミッツィー。お年寄りのための人かは不明)と心中したかったけど断られて、あえなく若いマリーを選んだと知っているのでなんとも言えない微妙な気持ちになりますが夢夢しいってこういうことだよなと思えるからいいんです。
今回をもって専科に異動される水美さん。ショパンといい本人的には得意分野ではなさそうな静の役が続いていますね。ですが本当に包容力があってミリーも羨ましくなります。ただステファニーとのダンスの丁々発止は絶対に笑ってはいけないみたいでなんかツボにハマってしまった…
永久輝さんはフェルディナント大公。この役やったことある生徒さんだいたい私の気になる人たちばかりなのはなんでですか?笑 友と自分の恋と職務とで大変胃が痛くなりそうな役ですよね。彼もこの後の史実を知るとなんとも言えなくなります。特に美羽さんのソフィーとは貴賤結婚でだいぶ冷遇されて、ようやく皇太子夫妻として呼ばれたセルビアでああなるわけです。世知辛い。
あとはエリザベート役の華雅さんが素晴らしかった。実際にはマリーにあんなに優しくはなかっただろうけども、彼女の培ってきた娘役としてのスキルが全部ここに集まってたようで素敵でした。

ENCHANTMENT


打って変わってショー。私は野口先生のショーが大好きで、大劇場公演ではこれが初めてでした!星組と月組でも待ってるよ…
小道具は1回しか見ないからどうしようと思ってたら3列目だし、前述の通り実質最前列なので持っててよかった笑
香水というテーマはあるけども私としては野口先生のショーの中だと佳作の方かなあと。私が一番好きな星座ドレスのお衣装を久々に見かけて嬉しくなりました。あれ、サロンドタカラヅカに入れて欲しいくらいには好き。そして、星空さんはもう出番がすごい多いですね!彼女は非常に急ピッチで育てられている印象で、自分が彼女の立場ならプレッシャーで潰れそうですが毎度進化して行ってるのは本当にすごいと思います。
SS席なので、銀橋に出られると大体応援している生徒さんが上手側なのでこれは満足できましたし、美しい君のところで一ノ瀬さんに指さされてしまったので美しくならねば…
友人と言ってたのですが、シーソルトの場面の星空さんの衣装が可愛いけどオタクの女の子みたいでツボでした。なぜなら私もオタクだからあの格好やろうと思えばできる笑
綺城さんがまた古巣に戻られるということで、次も3回連続でSS席で見させていただきたいものです。

と、そんな感じの感想です。
次は月組公演でお会いしましょう!

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