月の下で踊る

100曲なんて、無理かも。
こんなにスムーズにいかなくなるなんて。
そう感じたのは、すぐ。

中1のとき、中国の大会から帰国後その団体を退会し、「これからどうしよっかなぁ。コンテストにまた挑戦するかなぁ。」と考えていたとき、振り作りの楽しさを思い出して「そうだ！スキルアップのために100曲振り作りしてみよう！！」と思い立ち、期限を決めて始めた【オリジナル振付ダンス100曲チャレンジ】最初の5〜6曲あたりで、自分の無謀さにびっくりした。

と、その話はまた今度するとして、そのチャレンジ中は月の下で踊ることが多かった。

学校
↓
筋トレ・振付考えて踊り込み
↓
メイクを軽くして外へ
↓
撮影

時間に数日とか余裕があれば、綺麗な夕暮れやまだ明るい時間に撮れるんだけど、大抵は夜になる。

踊る場所への行き来で見る月。
踊ってる最中に見る月。

何度か踊ってるうちに、月の位置が変わっていく。
いつも見守られているような気がしてた。

Twitterを始めるとき、アカウント名をなにも考えずに好きにつけた。

✤ @moondance_y ✤

知識のついた今なら、アカウント名に名前以外をつけないと思う。でもあの頃は、何もわからなかったから、一番好きなものをくっつけた。月とダンス。

結構妥協したくなくて一回の撮影は、15分で終わることもあれば、数時間公園にいることも。撮影者が母なので、納得いくまで撮り直してもらった。踊っては撮ったのを確認して。夏はかなり汗だくになるし、冬は踊ってる私は暑いけど母は手が冷たくてスマホを持つのも大変そう。

そんな夜を過ごしたから、特に帰り道は月を眺める。

もしロゴを作ったり、なにか自分のモチーフを使ったものを作るときは、月を入れたいなって思ってる。きっとこれからもたくさん夜踊るだろうし、太陽も好きだけど、月は優しくてもっと好きなんだよね。

そんな感じで、よく聞かれるTwitterアカウントの由来と、月の思い出でした。

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ちなみにその頃のダンスはこちらにまとめてるよ！
夕方〜夜なのがわかってもらえると思う。（月も一緒に撮影したものもあるんだけど、それは色々な事情でTwitterには載せられなかった）

Twitterを始めた頃、固ツイにしていた作品や毎日投稿していた時に載せていたダンスがたくさんです。
【2019年 100曲チャレンジ】 https://t.co/2GVyFGd0YB

— Yurika🌙中学生ダンサー (@moondance_y) August 13, 2021

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