詩・攻撃性 〜Underworld〜 - 474文字
翼を持った者
どうして?という疑問すら
無に返したくなる程の怒り
人の隙を見つけては
モグラ叩き
だから私は新たな道を
見つけてしまった
穴深く潜っていき
別の世界へと飛び立つあの翼を
穴は繋がっており
いつでもあの攻撃者を
捕捉せらる
私は囚われの自在たる身
ピエロ以下の名も亡き者
攻撃者はいつでも
その場から動けぬ
モグラがどこから出てくるのか
ビクビクしておる
もはや叩くことから
逃れられず
モグラのみ
人生がクリーム色
攻撃者はモグラの
ロボットと化す
ピエロの方がまだいい
何者にもなれないのだから
彼ら
蒼い空 広い海
あの日僕等は
何を見つけてしまったのか
いや見つけられてしまったのだ
天変地異級の
本質的な何か
愛の無限連鎖
お互いの無邪気さに
人は誤解しかしないだろう
しかしただそれが逆に僕等は
猜疑ック能力により
新人類を産み出してしまうこととなる
いや、前から存在していて欲しい
少なくとも2000年以上前から
この本質的な意味を理解する者は
家族でなければ万死に値するだろう
真実に触れないでいる方が
幸せだということも有る
その代わり哲学の自由が
生まれるだろうが
自らパズルを作り
自らパズルを解くだけの…!