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入院雑記vol.12『音楽』

いつだったか、
芸術は心病める者には救いになると書いた。

それは、美術品だけでなく、
間違いなく音楽にも当てはまる。

最近、外出先を大幅に広げ、
そこに5時間以上も滞在したため、
コロナにかかっていないか
PCR検査を受けたのと、
まるまる2日間は病室のベッドから
出ては行けないとの通達が出た。

2日間、ベッドの上でやることもなく、
ただひたすらゴロゴロすることになった。

しかも病室は冷房が
ありがたいことにずっと効いている。
涼しい空調の中、
ベッドでゴロゴロできるのは
本当に贅沢なことだ。

でもこんなこと言うのは
大変顰蹙を買いそうなのだが、

誤解を恐れずに言いたい。

私は冷房にずっと当たっていると
頭がガンガン痛くなって吐き気がするし、
何もやることがないから、
アスペルガー特有の
過去の恥だと思うエピソードが
脳内でどんどん再生されてきて、
暗いことばかり考えてしまう。
退屈に空白をガジガジと齧られて、
段々追い詰められたように
死にたくなってくるのだ。

そこで、音楽だ。

最近はベトナム系アメリカ人の
シンガーソングライター、Keshiを
よく聴いている。

本当に彼に恋してるくらいに、
熱烈に延々とリピートしてる。

本当に、彼の音楽が好きだ。

彼の歌である、Skeltonsや、LIMBOは
死にたくなった私の心を優しく慰めて
共感してくれる。

この人だけが、私の辛さを代弁してくれてる
と、大袈裟にもそう感じるのだ。

いつかライブ、コンサートにも行ってみたい。

聞き始めたばかりの人におすすめの曲は、
B. Y. SとBlueだ。どちらも
ミュージックビデオがついててかっこいい。
(2soonもいいが、MVはなかったかも、sorry.)

SOMEBODYもおすすめだが、
歌詞は結構ストレートにエロいので
音楽を最初に聞いてから
歌詞を検索することをお勧めする。
メロディーと歌詞のギャップに
きっと驚くだろう。

彼はルックスも華やかでかっこいいので、
ぜひYouTubeやGoogleで検索してみて、
私と同じように、彼に恋して欲しい。

入院雑記、以上。

PS 彼のTwitterから拾ってきた、
コンサートグッズのTシャツ。
いつかライブ行きたい。

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