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はじめての出張の記録@神戸

書ききって読み返してると、なんだかんだ、 超リアルタイムの出張記になっていることに気づきました。はじめてのドキドキと楽しさといろんな感情がいっぱいの初出張の記録です。


7:00。キリキリとしたお腹の痛みと共に目覚め、朧気ながらトイレに駆け込んだ。よくあることだ。初めてのことや緊張することのある日の朝は決まって、お腹が痛くなる。そういえば夜寝る前に感じた痛みと同じだった。ただの緊張の痛み。大丈夫。

そう自分に言い聞かせながらトイレを出て改めて布団にくるまった。もう少しだけ、この安心できる場所にいたかった。彼の温もりを感じながら、だんだんと意識が遠のいていく気がする。それでもそのままにはさせてくれない。7:30いつもは起きない目覚ましに今日だけは意識もはっきりにスヌーズをかけた。続けて、彼の目覚ましも鳴る。

少しばかり朝の静かな空気の中で2人だけの世界を味わい、バタバタと準備をはじめた。モバイルバッテリー、メイク道具、改めて着替えと…改めて確認する。荷物の確認もすると分かっていながらギリギリまで布団にくるまっていたせいで、彼にまだタグの切っていなかったジャケットを取り出したりしてもらいながら、なんとか家を出た。

PASMOのチャージをしていたら電車発車の合図音が聞こえた。それを見越すかのように2~3本余裕をもって出てきていたが、やっぱり私はこうなるんだと思った。

10:00東京駅に到着。お客さんへのお菓子を探す。丸の内側から八重洲口に行くのにうろうろと、慣れてなさを感じながらもなんとかたどり着いた。汗びっしょりって感じで。そこからもお目当てのお店を目指して向かうも、なぜか行き止まりにたどり着いてしまい、近くのお店で吟味して購入。お昼ご飯も購入して、出発5分前に改札を通り、2分前に席に着くギリギリさ。私はもっと余裕をもって来たはずなのに。ここまででもう緊張した。乗れてよかった安堵。

新幹線に乗り安堵。そのまま仕事をはじめる。でもどうせ新幹線の中じゃ周りの風景やら空気感で集中できないのは分かっていたので、お昼になったらここぞとばかりにゆっくりお昼ご飯を食べた。そのままパソコンを開くことはやめた。目的地まで車窓を眺めていた。

新幹線を降り、ローカル線に乗換える。私はローカル線が好き。レトロなデザインが多い西のローカル線には惚れてしまう。知らない街、知らない駅にドキドキしながらも、何度も確かめながら乗り換える。

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日中に話すのは似合わないような、ちょっと濃いめの生活を綴ったエッセイを中心に投稿します。 ■どんな…

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