犬鳴峠 白いワンピースの女
いつの頃からか 言われるようになった
「白いワンピースを着た華奢な女性」 が私にくっついていると
私自身も27歳の夏に 伊豆のペンションで1度だけ見た
朝方 ぼんやり目を覚ますと 枕元に白いワンピースの裾と足元が見えた
窓の外を眺めていたらしい
でも ずっと思い当たる人物がいなかった
10年程前…
なんとなくネットを見ていてみつけた「犬鳴峠の怪談」
殺された白いワンピースの女性の霊
旧トンネル脇の電話ボックスで助けを求めていると
そして思い出したんだ
7歳か8歳くらいの時
父の運転する車で あの峠を越える時
おふざけ好きな父が 「旧トンネルで行くか」と
「白いワンピースの女の霊が電話してるらしいぞ」
「え?今いたよ?目があったよ?助けないの?」
同時に天井にドスン!という音
エンジン停止
「車に…乗ってきた…」
無言でトンネルを抜ける父…
だからもう あの女性の霊は犬鳴峠では出ないと思うよ?
私自身は怖くない
むしろ守られている感じがするから^^
========= 追記 ========
わたしの祖父の弟は
盲目のお坊さんだったのですが
この後 お祓いに行った
父がわたしに「何ともないか」と聞いて
「車に手型がたくさんついとった」と言っていた
この話は現在に続くのですが
その話はまたの機会に^^
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