被災した時「買っておけばよかった」と後悔しがちな防災グッズ7選
普段は防災対策に関する仕事をしているのですが、
防災グッズって、「実際に必要になるもの」と、「必要そうなもの(想像)」が全然違うモノだなって思います。
「必要そう」と思って用意したものが全然要らなかったり、
逆に必要って知らなくて「これさえあれば…!」って大後悔したり。
だからこそ、被災経験がある人に聞く防災グッズって本当に参考になります。
今回は、被災経験のある人に聞いた
「本当にあってよかった防災グッズ」
「なくて後悔したもの」
をまとめました。
普段から用意している基本グッズに足す形で、用意してください!
1.災害用トイレ
とにかく1つだけ用意するならコレが最優先です。
実際の被災者が「用意しておけばよかった」と思う防災用品、堂々のNo.1。
地震でも災害でも、断水した時に困るのはトイレです。
トイレ問題は、水とか食料よりも深刻です。
水とか食料はすぐに支援物資としてくるけど、トイレは死活問題。
家に問題がなくて住めるのに、トイレが使えないから避難所に移り住む人もいます。避難所の災害用トイレは、みんなが使うから超臭い。
災害用トイレさえ家に用意しておけば、そもそも避難所生活をしなくていいので、本当に被災時のQOLが爆上がりします。
「不安でいっぱいの時に、住み慣れたおうちに居られる」
ことの価値は計り知れません…!
とりあえず「1人5回/日」を目安に、1週間カバーできる災害用トイレを用意します。ファミリーなら最低でも200回分を用意しておくことをおすすめします。
2.安全靴
避難するときの怪我ってめちゃくちゃ多くて、地震で倒壊した建物の近くを歩くときなど、瓦礫が多い場合は釘を踏み抜くケガが多いです。破傷風になっても病院に行けないこともあるし、本当に危険。
自分の家が崩れてしまった際だけじゃなく、ご近所や避難地までの道に古ーい家がある、という人はみんな用意しておくと安心です!
3.太陽光&防水モバイルバッテリー
これは、あると本当に便利。電気がなくても、太陽さえ出ていれば充電できるようになります。「手回し発電」できるタイプでもOK。防災用モバイルバッテリーってのがあるので、できれば専用のを買っておくといいです。なかには懐中電灯にもなるやつもあります。これ系はめちゃ安い中国製とかもありますが、できるだけ国産ブランドで、しっかりしたものを選びましょう。壊れたら意味ないので。。
4.品質の良いアイマスク、耳栓
このあたりは、奮発してでも良いものを用意してください。避難所は本当にたくさんの人が集まるので、うるさいです。
あと注意点ですが、最近はイヤホンのノイズキャンセリングを使う人がいますが、長期使用は耳に大きな負担になるので耳栓にしておきましょう。(毎日長時間のノイズキャンセリングに頼りすぎて耳を酷使した結果、難聴になった人もいます)
5.ドライシャンプー
風呂にしばらく入れなくても、髪の毛だけでもさっぱりしたい!という時に大助かりの一品です。
6.ビタミン補給用のなにか
避難所での食事や支援食は、ほとんどが炭水化物。おにぎりやパンなどです。だから、必然的にビタミンとタンパク質が不足していきます。
ビタミンは、簡単にサプリや青汁などで補給できるので、自分で用意できると本当に安心です!
7.保存食は「美味しさ」重視にしてみて
種類が無限にある「保存食」も、できるだけ美味しいものを用意しておくと、被災後の惨めさがずっとマシになります。みんな一応用意はしているけど、「ずっと食べていると気が滅入ってくるようなもの」ばかりなんですよね…。だから、フリーズドライで水を入れればできる料理系の保存食とかだと、本当に救われます。
まとめ
ささっとまとめましたが、これ全部すぐにネットでも手に入るものです。
地震や津波、台風などの災害に備えて、できるところから用意していきましょう!
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