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コミュニケーション・スキルって、実際にやってみないと上手くならないのね、やっぱり…。

ある記事に「一方的に話し続ける人」についての悩みが載っていた。

アドバイザーの回答は:
「ちょっといいですか?」と一言入れて、話を中断してしまって全然問題ないと思う。「〇〇さんが言っているのはこういう意味ですか?」「私の理解はこれで間違っていないですか?」と尋ねて話のポイントを確認しましょう。
ただし、言い方には気をつけましょう。話を中断する理由を丁寧に説明すれば、相手もすんなりと受け入れてくれるはず。

こういったアドバイスを読むと、一瞬、なるほど、と分かった気になる。

しかし、最後の部分、
「言い方に気をつける」「丁寧に説明」とは、いったいどんな風に?

実際にやってみようと思うと、全然うまくいかない。

なぜなら、相手が違えば気を付ける部分もちがうだろうし、
「丁寧さ」もちがってくる。

状況によっても異なってくるから、スポーツのスキルと同様に、
その場その場で相手の変化に応じて、自分をコントロールしなければいけない。

コミュニケーションスキルって、
「スキル」なので、実践が大事なんだなぁと改めて考えさせられる。

観る聴く話すことは、これまで習わなくてもやってきたから、
出来ていると思っているふしがあるけど(思い込み)、
スポーツのスキルと同様に、
毎日訓練しなければ上手くならないのだなぁ。

見聞きして「わかる」ことと、
実際に出来ることは、雲泥の差がある。

このことが、コミュニケーションスキルにおいても同様であることは、
忘れられがち?かもしれない。

コミュニケーションの研修は、世の中にたくさんあるけれど、
講義で終わっている(知識学習)ものが大半で、
実際に、コミュニケーションスキル・トレーニングをする研修は少ないように思う。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」byアドラー
だとすれば、
わたしたちは、コミュニケーションスキルをだれもが
もっと磨き続ける必要があるのではないか?

そんな風に、感じる日々です。

社会人が職場でのコミュニケーションを向上させられるような
スキルトレーニングの開発に日々精進します!(これからも)



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