シェア
無数の瞬きが街を見つめる いつか来る終わりの日を嘲笑うかのように 儚い人類の結晶が、この瞬きに刻まれる 大切な人は早く瞬き泣いている どうでもいい奴は遅く呑気にほうぼけている 鳥が泣く、瞬き首を傾げる 落ち着く場所も君はいない 誰もいない秘密の場所 君はまだ瞬いている