見出し画像

『裸の聖書』29. 神の栄光とその他の空飛ぶマシーン -2

こんにちは、もんぱちです❣
情報戦争につき、必要な情報をできる限りお届けするため『裸の聖書』を翻訳して拡散しています。

箱舟とケルビム、セラフィムとルアック、そしてカヴォド。
いやいや、みんな思ってたのと違うみたいじゃない?
もしかして武器や乗り物なのかしら?

前回の記事はこちら↓↓↓

**********************************************************
神の栄光とその他の空飛ぶマシーン -2

確証がないため、判断は保留した方がいいだろう。
いずれにせよ、マウロ・ビグリーノにとって、もう一つの箱舟、つまり聖書に登場する最初の箱舟については、すでに十分な情報がある。
「確かなのは、それが武器としても使われたということだ」と学者は強調する。「そして、イスラエル軍は戦争に持ち込まれたとき、2000キュビト、つまり約1キロメートルの距離を保たなければならなかった。」
どうやら予防措置のようだ。
「箱舟はエリコの町を包囲する際にも使われ、城壁を破壊した。ヨシュア記に登場するエピソードだ。」
この奇妙な装置はどこから来たのか?
「その構造は出エジプト記の25章と37章に記述があり、内部と外部が金で覆われ、内部にはアカシアの木が(明らかに絶縁体として)使われていたとある。」
この箱舟は飛び回っていたわけではない。
「その致命的な力は、サムエル記下の6章に記されている。箱舟がエルサレムに運ばれる途中、番人の一人であるウッザが、箱舟が馬車から落ちないようにするためうっかり触ってしまったのだ。彼は感電し、即死した。」
サムエル記上には、「イスラエルとの戦いの後、箱舟がペリシテ人に奪われたときのことが書かれている。その直後、ペリシテ人に疫病が流行した。」
その結果、彼らは明らかに箱舟の使い方を知らず、その仕組みも知らなかったので、箱舟を返すことにした。」
箱舟はまた、「ケルビムと呼ばれる2つの像がその上に配置された蓋によって封印されていた。ケルビムにはそれぞれ2枚の側面板があり、モーセは遠くからヤハウェに話しかけられたとき、この板を通してヤハウェの声を聞くことができた、と出エジプト記25章に記述されている。」
しかし、箱舟は象徴であり、民と神との精神的な同盟を表すものではなかったのか?
もちろん、宗教的伝統においてはそうだ。
しかし、出エジプト記、サムエル記、ヨシュア記などの聖書では、箱舟は当惑するような具体的な現実に登場する。
もう一度言うが、文字どおりのテキストと文脈の吟味に基づいて考察することで、わたしたちは大きく歩みを進めることができる。
これはマウロ・ビグリーノの魔法の絨毯効果である。
そこからわたしたちは、伝統的に形而上学的なものと考えられてきた、さまざまな存在のあり得る『別の』正体を発見するのだ。
箱舟とケルビム、セラフィムとルアック。
そして当然、出エジプトの栄光:カヴォドだ。

「繰り返すが、ヘブライ語のカヴォドは通常『栄光』と訳されるが、実際には重い強力な物体を指す。」
理論的には、『栄光』の意味の拡張は正当化されることもある、とビグリーノは主張する。「しかし、実際には、聖書のテキストのほぼ全体が、カヴォドをヤハウェが移動と戦いの両方に用いる道具と考えるよう導いている」と彼は付け加える。
学者は、『ヤハウェが実際に約束を守り、イスラエルの民を約束の地の征服に導くことができるという証拠を必要としている 』モーセがカヴォドを見るという、非常に雄弁なエピソードを強調している。
つまり、これは一種の証明であり、ヤハウェは全く躊躇することなく受け入れたのである。
「エゼキエル書第10章と第11章には、カヴォドが何をするのかが明確に語られていることも心に留めておきたい。それは地面から上昇し、動いて、着地するとある。そして飛び立つとき、大きな音を立てるとある。」
ルアックもまた聖書の中で頻繁に言及されている。それは何なのか?
「これは『霊』と訳される言葉だが、実際には『動く空氣の塊』というような意味だ。あるいは、『動くときに風を起こすもの』だ。」
カヴォドに似ている?
「ルアックはもっと大きいようで、より広範な移動手段だ。一方、カヴォドはイスラエルの神の特別な道具のようだ。」
ルアックは正確にはどこで最初に登場するのか?
「一番最初だ。創世記の2節で、ルアックは水面に『ホバリングしている』と描写されている。聖書のこの動詞は、翼を動かさずに風に流される猛禽類の典型的なホバリングを示している。」
他の聖句はそれよりもさらに明確である。
「エゼキエル書にも、ルアックが天空を移動し、正確に同じ方向からやってくると明記されている。もし本当に『神の霊』を指しているのであれば、このような正確な地理的位置は適切ではないし、その動きについてもこのような正確な描写は適切ではないだろう。」
そしてケルビムセラフィムだ。
小さな天使たち?
正確には違う。
「聖書には2種類のケルビムが登場するようだ。1つ目は、契約の箱の上にいて、ある種の無線通信装置を構成していたと記述されているものである。」
『ケルビム』という語の由来となったヘブライ語の語源は、『覆う行為』を意味することから、非常に説得力があると翻訳者は言う。
これによって、最初のケルビム(箱舟の上部にあるケルビム)の機能と次の機能の両方が説明できる:「ケルビムは天使ではなく、生身の人間ですらない。実際それらは機械であることがわかった。この場合、空飛ぶマシーンである。」
ルアックやカヴォドのようなもので、ただ小さいだけ?
「その通りだ。ヤハウェが跨り、馬の背に座るような一人乗りの空飛ぶマシーンだ。ヤハウェはこれらのケルビムの1つを使って戦いに赴き、ダビデを連れ去り、サムエル記下の22章に記されているように、確実と思われた死から彼を救っている。」
セラフィムについては、ヘブライ語の『燃やす行為』を示す語源に由来するとビグリーノは付け加える。
「実際、それらは神の居住地の中で、特に神の近くにいた天使のカテゴリーとして描写されている。」
以下はさらなる推論である。「『燃やす』という概念、つまり熱と光を生み出すという概念と、それらが神の居住地の中にあり、しかも『絶え間なく耳をつんざくような音を立てている』という事実を組み合わせれば、それらは熱と光の両方のエネルギーを生み出すシステムであったと想像できる。」




**********************************************************
神の栄光とその他の空飛ぶマシーン -3へ続く**********************************************************

ビグリーノ氏とハンコック氏の対談動画QAJF翻訳版です

QAJF隊員及び愛国者のnote


いいなと思ったら応援しよう!