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エンジニアリング

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記事一覧

モダナイズの実現へ。データベースエンジニアが見据える、これからのシステムと組織

今回は、データベースエンジニア組織へのインタビュー記事です。 2022年に、ECサイト「monotaro.com」を支えるインフラ組織に関するブログをリリースしたところ社内でもインパクトがあり、特に「データベースエ ンジニアが一人体制」という点に議論を呼びました。 そこから組織体制が変化し、 https://note.com/monotaro_note/n/n06d10c6a6e3b?magazine_key=m3b7d0c412556 で登場した中島さんをリーダーとしたチ

「アルゴリズムの価値を最大化し、ユーザー体験を向上させる。そのためには何でもやる」MLエンジニアグループ長が語る、多次元キャリアの設計図

登録顧客数900万人を超えるモノタロウの裏側で、ユーザー体験の向上を支える機械学習エンジニアリング(MLE)グループ。そのグループ長を務めるのが川口です。データサイエンスとエンジニアリングの架け橋となり、「アルゴリズムの価値を社会に届ける」という信念のもと、常に全体最適を目指し、ユーザー体験の向上に取り組んでいます。モノタロウでのMLEグループの立ち上げから現在、そして、川口が描く「データサイエンティストのアルゴリズムをユーザーに早く届ける」未来とは。その実現に向けた「何でも

「情シス×コンテンツ」社内からの依頼が止まない新設チームとは

―簡単に、自己紹介をお願いします!前職は、メーカーとSIerとが共同で設立した情シス子会社で、人事労務、生産管理、販売管理といった領域のシステム構築や業務改善、運用保守を担当してきました。 2023年3月にMonotaROへ入社してからは、情シスとしてDX推進をするような部署に配属され、ワークフローシステムや人事給与システムの刷新に注力しています。本記事のテーマであるコンテンツ領域(主に動画や静止画に関わるものや社内外のイベントなど)については、2023年10月にメンバーと

事業会社、MonotaROで僕らがセキュリティをやる理由

書き手の自己紹介田中(写真左): こんにちは、MonotaROでセキュリティ責任者をしている田中です。これまでは、比較的大きな規模の会社や規制業種で、監査、セキュリティ・システムリスクガバナンスの経験をしてきました。MonotaROに入社したのは、2021年5月で、現在は、コーポレートエンジニアリング部門というコーポレートITインフラを担当する4つのグループがある部門の責任者と、リスクマネジメント組織の責任者、そしてCISO(Chief Information Securit

エンジニア12名の編集チームが支えるモノタロウのテックブログとは?

こんにちは。モノタロウnote編集チームです。 今回は、皆さんに現在お読みいただいているモノタロウ採用ブログとは別に、モノタロウで技術に関する情報を発信しているモノタロウTech Blogについてご紹介したいと思います。 テックブログとは? テックブログとは、主に技術に関する情報を発信するブログのことです。近年、Web系・SaaS系の企業を中心に、学びやプロダクト開発の過程を公開する目的でテックブログを運営する企業が増えています。 当社では主にエンジニアやデータサイエンテ

バックオフィスエンジニアとは?広く浅くを究めるフルスタックなキャリア

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 はじめに本記事にお越しいただき、ありがとうございます。採用担当の長尾です。今回は「バックオフィスエンジニアとは?」というタイトルの通り、このポジションの業務内容や魅力についてお伝えできればと思います。 バックオフィスエンジニアと聞いてピンときた方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。つい最近までこのポジションは、社内で「オフィスインフラエンジニア」や「ヘルプデスクリーダー」といった求人

部署での違いはある?ふたりの新卒エンジニアへのインタビュー(業務内容編)

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 新卒としてご入社され、それぞれの異なる部門でエンジニアとして勤務されている菊川さん・舛田さんにそれぞれの部門の仕事の違いや就職活動や配属決定に至るまでの経緯についてインタビューしました。 モノタロウへの入社から配属まで―数ある企業の中からモノタロウへ興味を持ったきっかけと入社を決めた理由を教えてください 菊川: 就活の際に特に重視したのは、「エンジニアとしての技術力を高められそうかどう

部署での違いはある?ふたりの新卒エンジニアへのインタビュー(スキル/社風編)

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 こちらの記事は<部署での違いはある?ふたりの新卒エンジニアへのインタビュー(業務内容編)>の続編となります。 業務内容編ではそれぞれの異なる部門でエンジニアとして勤務されている菊川さん・舛田さんにそれぞれの部門の仕事の違いや就職活動や配属決定に至るまでの経緯についてインタビューしましたが、今回はそれぞれの部門の雰囲気や他部署との関わり方、スキル習得について共通点も交えながらお話いただきま

初転職から2年でサービスとコーポレート、両面を支えるインフラエンジニアに。元ネットワーク専業の若手エンジニアがモノタロウで得られた成長環境とは

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 今回は若手インフラエンジニアの中島さんにご登場頂きました。初転職に至ったきっかけ、選考時に感じていたモノタロウに対するリアルな懸念や不安から、入社後のスキルアップまで、ざっくばらんにお伺いしました! ーー前職を踏まえて、自己紹介をお願いできますか? 現在29歳で、モノタロウに入社したのが2020年10月なのでもうすぐ2年になります。前職では東京のシステム開発会社で、主に企業のお客様に

AWS・GCP・オンプレを使いこなす。数千億円規模のサービスを支える、monotaro.com のインフラエンジニアとは?

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウの年間売上(単体)は2021年度が1800億円超。今後も更なる成長を目指すECサービスですが、そのサービス全体の屋台骨を支えるインフラエンジニアはどういった仕事をしているのかを、サービスインフラAグループの落合さん、井上さんにお伺いしました。 (写真左)IT部門 サ―ビスインフラAグループ 落合さん (写真右)IT部門 サービスインフラAグループ 井上さん 技術にこだわりある

「お客様に良いものを作って届けたい」ECサイトにおける開発生産性とサービス信頼性の向上に取り組むテックリードの挑戦

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウではビジネスの成長に伴い、エンジニア組織も拡大を続けています。組織規模が大きくなってもアジリティをもって開発を進めることと同時に、成長を続けるECサービスにおいても信頼性をもって安定的にお客様に価値を届けることが重要になってきています。今回当社でDevOpsとSREを担うエンジニアの伊藤さんに、これらの取り組みとモノタロウで働く魅力などを聞きました。 仕事の「再現性」への挑戦

海外EC統括EMに聞いた、メンバーがチャレンジするための環境づくりと、海外・中国事業立ち上げ、閉鎖から学んだこと

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウでは国内事業だけでなく、海外事業も積極的に展開しています。海外事業では、その国や地域の環境に合わせた施策を少人数でスピーディーに取り組んでいます。その一人が2001年に新卒でエンジニアとして入社し、現在海外EC統括グループ長を務める古畑さんです。海外EC統括グループのミッションやグループ長として意識していること、海外事業の魅力などを聞きました。 マネジメントで意識する2種類の

モノタロウで年40%増の急成長事業を支えるEMが語る、チームビルディングの極意とは

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウには、他社で長年培ってきた開発やマネジメント経験を活かして活躍している社員が大勢います。今回インタビューした、購買ソリューショングループでエンジニアリングマネージャー(EM)を務める森脇さんもその一人です。前職の大手通信会社で電子書籍サービスをヒットさせた経験もある森脇さんに、次のフィールドとしてモノタロウを選んだ理由や、モノタロウでも特に近年急成長している事業を運営するEMと

検索一筋10年のエンジニアが語る、1,800万点の商品検索パーソナライズ化への挑戦

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。 モノタロウでは、売上拡大の重要な事業戦略の一つとして「商品検索機能の強化」に創業以来20年以上に渡って取り組み続けています。2022年を目処に検索結果表示のリアルタイムでのパーソナライズ化の実現を目指していて、分散型で高速かつスケーラブルな検索エンジンElasticsearchの導入や、データサイエンスとの連携による個人ごとに最適な検索結果の提供の実現などの取り組みを進めています。今回は