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協議離婚?それとも調停離婚?

これを見られている方は、今まさに離婚するか迷っていたり、この先どうしていくのがいいか迷っている方だと思います。

私の場合、離婚する前。そして、離婚した直後は、精神的にとてもまいってしまい、一回心が死んでしまったんじゃないか?と思うほどつらかったです。でも、過ぎ去ってしまえば、今、私は子どもたち3人と自分の人生が歩めていてとても幸せです。

さて、今回は「協議離婚」と「調停離婚」について。

■協議離婚

二人が話し合って、親権・養育費・面会交流について決められるのであれば「協議離婚」でいいと思います。

(ただし、公正証書の作成は絶対忘れずに!!今は話し合いのできる相手だとしても、いつか新しいパートナーと一緒になったから養育費を下げてほしい、もう会えない、ということも十分あり得ます。子どもを守ると思って、自分の納得するものを書類として残しておくのがとても大切です。)

そして、公正証書の作成にあたっては、自治体によっては作成費用を助成しているところがあります。お住いの市町村や県のホームページ(ひとり親支援)などを見てみてください。

■調停離婚

・話し合ってもケンカばかりで、らちがあかない
・結局、お互いを傷つけ合ってしまう
・正直、どういうのが標準で平等でいいのかがわからない

その場合は「調停離婚」も前向きに検討された方がいいと思います。

私は調停を経験して「間に入ってくれる国の制度すごいな~」「しかもこれが数千円で!?ありがたいなあ」と感じました。
(調停を急に起こされた側ですが・・・!!)

法律は、時には厳しいけど、時にはやさしいのだと感じました。

私は離婚するときに、離婚調停を起こされ、その約3年後、養育費の減額請求を理由に二度目の調停を起こされています。

通った家庭裁判所は二か所とも違う自治体でしたが、どちらの裁判所の調停員さんもフェアでいい雰囲気の方々でした。

離婚が決まる前、家庭裁判所には3~4回通ったと思います。

家庭裁判所と聞くと「裁判?」「なんかこわい・・・」と思われる方もいると思います。でもこれは「調停」(話し合い)です。「裁判」とは全く違います。

「調停」ではお互いが納得できる折衷案を見つけていくのに対して、「裁判」は相手の悪い所、自分のいい所を主張しあう戦いのようなものです。もし「調停」で話し合いたい内容が成立せず、5回、6回、それ以上など長引いていくと「裁判」にしますか?という話になっていきます。

■調停ではどんな話し合いをするの?

調停では、「親権」「養育費」「面会交流」などについて具体的に決めていきます。

養育費は標準額があるので、妥当な額で話し合っていく感じはあります。
ただ、こちらは少しでも有利になるように主張していくのも大事です!!
(心を鬼にして、これからの子どものために!!という感じです)

私は、離婚前の話し合いがとてもしんどく、きつく…だいぶ心がやられていました。結果的には「離婚調停」でよかったなと感じています。

何よりも一番よかったのは、『調書』という無敵の紙を手に入れたことです!!

(調書は決まったことを、詳しく書いたものです。裁判所にも控えが残ります。公正証書と同じようなものです。)

離婚調停の体験談、また詳しく書きますね!

(シングルマザーの伴走者SAYA)


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