すべり台のてっぺん

子どもたちはとにかくなんでも報告してくる。

マイクラをやっているときなんてアイテムをひとつ拾うごとに教えてくれる。3分に1回ペース。作業なんてできたものじゃない。

しかも内容も、とりたててめずらしいことでもない。いつものことだろうがなんだろうが、とにかく目に入ったもの思いついたこと手当たり次第に報告してくれる。

夜になってくるとこちらも集中力が皆無なので無心で相槌を打つだけのマシーンと化したり、一生懸命なところ申し訳ないなと思いつつも「ちょっと疲れたので……あとできくね」とシャットアウトしてしまう。

その「あとで」は大抵来ることがないんだけどね。わかってはいるんだけれども。

子どもってそうやって、なんでも話すことで初めて記憶に定着するらしい? というのをどこかで見たことがあって、きっとここで聞いてあげないとこの子の中でその「話したかったこと」はないものになってしまうんだろうな、と思いつつ。

まあでもこちらも人間なので24時間いつでも100%の対応ができるわけではないのだ。すまないな。多少の抜け落ちは許してくれ。という気持ちで生きている。


こうしてかーちゃんかーちゃんと口々に日々呼ばれまくり、まあストレスを感じないこともない。

いや「こともない」とかお行儀のいいことを言っている場合ではない。普通にストレスはめっちゃ溜まる。

でも、まだまだ想像の域でしかないけれど、みんなが中学高校と成長していくにつれて当然ながらそんな煩わしさは消えていくんだろうなというのもわかるし。

幼少期の記憶とかって人格形成に影響ありすぎるくせに不可逆だから本当に大切にしてあげたいという気持ちはめちゃめちゃある。
かといって気を張ってばかりじゃこちらがもたないので上手に息抜きをしつつ、誰のことも恨むことなくうまいことこなしていきたい。

そんなようなことを、すべり台のてっぺんから笑顔で手を振るジナンを見てぼーっと考えていた午前中だった。

公園暑すぎて死ぬかと思った。

2歳児の体力を減らしてやろうと公園にでかけたあと、いざベッドへ! と転がった瞬間こちらが先に寝落ちした。
そんな日々。


おやすみしていたnoteを、こんな温度感のゆる~い日記置き場にしようかなと考えてつらつら書いてみました。

Twitter(意地でもエックスと呼びたくないタイプの人間)はなんだかフォロワーに向けてのみ話しかけているようなクローズドな雰囲気を感じてしまっていて年々つぶやき欲が減っている。
もう少しこう、人との距離は適度にあけていたいかつオープンでありたい。適度って人によって違うから不可能なんだけど。

そんなわけでまたいつまで続くかはわからないですが、文章を書きたい欲が高いうちにひとまず実験的にやってみます。毎日更新ではないと思います。

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