【やってない?】サイト制作営業をするときの注意点とコツ【フリーランス向け】
僕がフリーでサイト制作をしてたとき、仕事もなかったので地元のサイト制作会社にメール営業をしていました。
その時は、7件メールして2社さんとお会いすることが出来たのですが、その時の1社さんが「こんな営業メールばかりで困る」と言ってた時の内容が興味深かったので共有しますね。
ポートフォリオがみんな同じようなので困る
まず一つ目がポートフォリオに関してです。最近はプログラミングスクールがとっても流行っています。スクールでは、最終課題でポートフォリオサイトとしてサイトの模写をするところもあるそうです。
そして、模写を終えてスクールを卒業し、フリーランスデビューするわけなのですが、営業メールをする際に模写サイトをポートフォリオにしてしまうんですね。
よく考えて欲しいのですが、この時にポートフォリオにしたサイトって他のスクール生もみんな同じのか似たようなのを作っています。
しかも、卒業生が次にすることって、みんな制作会社に営業メールを送るって行為です。制作会社さんには、同じスクールを卒業した同じようなポートフォリオがたくさん送られてくるので、その人の良し悪しを判断しようがないらしいのです。何ならコードをコピーしたのかと疑いが残ります。結果として、そういうポートフォリオの人には返信しないそうです。
逆にいうと、下手なりにもオリジナリティーがあるポートフォリオを自分で一から制作する方が差別化されているし、ちゃんと実力もわかるので返信したくなるそうです。
文面が明らかにコピペ
次が営業メールの文面です。フリーエンジニア大流行のおかげで、制作会社さんには営業メールがたくさん届いています。そんなときに、誰にでも送ってるだろうなって文章では差別化されず、目に留まりません。
その制作会社の方も、「(文面が)これコピペだなって感じだと、別にうちじゃなくてもいいじゃん。うちのことを何も知らずにメール送ってきてるなって思うよね」と仰っていました。
制作会社の方も人間ですので、サイトのホームページくらいには目を通して、中身を知ったうえで、オリジナルの文面を作成されている方が、印象がいいし、差別化されるのは間違いありません。
しかも、これって意外と時間が掛かるんですよね。ですがポジティブに考えると、面倒なことってライバルもしていないので、こういうところが差別化に繋がって、結局仕事受注につながります。
実際、僕でも文面はすべて相手の企業さんにカスタマイズしたメールを送ったら、7通でも2社さんとお会いできましたので、おすすめです。
でも、サイト制作って、ここまでやって仕事を取れたとしても、制作会社さんの下請けなんです。つまり、単価がそれほど良くないです。
かと言って、制作会社さんではなく、エンドのお客さんに営業メールを送るとなると難易度はさらに上がります。10通程度、しっかり考えて相手に合わせた文章を送っても仕事は頂けませんでしたので...!
じゃあ、何をすればいいんだって話になってくるのですが、それはまた別の機会に!