ボイスドラマⅣ Chapter1公開
遅ればせながら、オリジナルボイスドラマⅣ「2021年のアンチテーゼ」Chapter1が公開となりました!
全4回の予定で、これより順次YouTubeへ公開していきます。
本作は「オンライン演劇とオフライン演劇の役者6名が、互いの垣根を越えて一堂に会する」というコンセプトのもと、異なるふたつの物語が同じひとつの街で繰り広げられながら時に交錯する内容です。
この大変な時代のなか、私が世間や社会に対して感じた疑問などをもとに作り上げた2つの物語。
6名の役者さんのおかげで素敵に仕上がりました。
どうぞご覧ください!
SIDE-A いま、愛すべき人 Chapter1
夕方過ぎの神田神保町が舞台。
人生に疲れた男・影山慎一(演:岡野優介)。
彼は社会に適合できない惨めさから自分を殺したい衝動にずっと悩まされていたが、昨年のあの出来事により生活様式や常識が変わったことで皮肉にも命を救われていた。
そんな彼の唯一の心の癒しは、本。
そして書店に勤める女性・本城静香(演:溝畑藍)。
「社会ではぐれた出来損ないの自分が誰かに心を許してはならない」と決めていたはずが、静香に惚れてしまったことで葛藤していた。
突然、彼の前に立ちはだかる謎の派手な女・海野杏(演:大川美里)。
彼女はなぜか影山を知っており、「あなたが愛すべき人は、今ここにいる。それは書店の彼女ではない」と言い放つ。
果たして謎の女の正体は?
SIDE-B オリジ亡くナル Chapter1
昼ごろの神田神保町が舞台。
「夢」。
それはきっと誰もが一度は見るものだ。
ところが、人はその「夢」に寄り添いすぎたときに「儚さ」を覚えて挫折してしまう。
ゆえに多くの人が現実に目を向けて歩を進める。
が、もし叶えた側の者たちにもそれぞれ抱えた悩みがあるとしたら?
この街に3人の男女がいる。
夢を叶えてテレビや映画の現場で活動している若手脚本家・矢木直志(演:平井泰成)。
オリジナル作品を書く大御所ライターたちの生き方に憧れて脚本家にはなれたものの、現実は原作モノを実写化する仕事の日々。
かつて栄光を手にした人気小説家・原 文作(演:小島啓寿)。
現在はある事情から筆を置いてまったく別の仕事をしており、世間から存在すら忘れられてしまっている。
そして話題の新人賞を獲った若手小説家・流野辺すみれ(演:稲葉愛花)
彼女はある目的から物書きとなり、これから新たな夢の世界へ進もうとしている。
これは夢を叶えた者たちが理想と現実の狭間で揺れる物語。
これまでの作品集
第1弾「収差~時の流れ~」
第2弾「コンパのサクラ」
第3弾「フツウをさがして」
公式YouTube
これからも実力派の役者さんたちとともにドラマをつくっていきます。
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