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苺4:いつでも何度でも
ここ最近
苺に取り憑かれているような私。
苺を手に取ると
その姿にも味わいにも魅入られてしまう。
多分、もう盛りは過ぎ。
誰もが目につくような第一線には
並ばなくなってくる。
ひっそりと目につかなくなって
さくらんぼや桃に気を取られているうちに
気がついたらいなくなってるのだ。
終わってほしくなくて
手をのばすのかもしれないけれど
こんなときだからこそ
形にでき
苺1:始まりの味わいは苺のようなもの
食材に触れる。
これを買う前も、買ってからも
この子たちには
どんなストーリーがあるのかなと
妄想を膨らませてる。
私はその時間がたまらなく大好きだ。
でも、
妄想だけでは終わらない。
どれも良さがあるから
その良さがどんな風に
世界と交わるのかまで考える。
たとえば、苺。
苺が甘いだけではないのは
誰でも知っている
けれど
この苺の酸味
苺3: 週末だから楽しめることを明確に
スーパーで手に取る野菜達は、
どれも同じように見える
そんな風に思ったり
話を聞いたことはないだろうか。
是か非かは置いておいて。
”この同じように見えるってこと”
”人とかぶる事”
に対して私は少し思う事がある
基本ひと並びにはなりたくないタチ。
自分が自分のために
並べたいし選びたい。
いいと思ったものも
嫌だと思ったものも自分で決めたい。
これは情